毎日エッセイ:キッチンの広い部屋に住みたい
最近自炊が楽しい。ズボラ飯ばっかり作っていたが、最近は少しずつ使う調味料を増やしたり、カット野菜を使わずに自分で野菜を切ったりしている。数年前なら絶対にやらなかった、揚げ物を作ったりもしている。僕は不器用で要領よくこなすのは難しいが、新しいことに挑戦するのは本当にいいことだと思う。料理をする人の気持ちがある程度わかるようになるし、人と共有できる話題も増える。
ただ、自炊をするうえでどうしてもネックになるのがキッチンの狭さだ。今住んでいる安アパートにはコンロが1つしか置けないし、調理スペースもシンクもかなり狭い。洗面台がないため、キッチンに一部の洗面用具が置かれている。調理器具・食器の収納スペースも少ない。正直なところ、絶対に自炊に向いてない部屋だと思う。
僕が1年生の頃やっていた自炊をしなくなったのには、授業が忙しかったからとか、精神的に参っていたからとか、様々な理由があるが、その一端を担っているのがこのキッチン環境だった。シンクが狭すぎてフライパンや鍋を洗うのが億劫でやっていられなかった。ほぼサムネ
物件選びは初めてだったし、当時は物件を探し始めるのが遅く、部屋の選択肢が少なかったので、仕方ないことだったとは思う。ただ、一度失敗を経験したことで、「キッチンの狭い苦しみ」を知る側の人間になれたことはよかったと思う。ズボラ飯で洗い物を増やす人間は、恐らく広いキッチンの部屋に住んでいるために、シンクが狭い苦しみがわからないんだろうなと勝手に思っている。
ウダウダ書いてきて、なんか流れがよくわからなくなってきたけどつまり何が言いたいかというと、早く引っ越したいです。