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ユーザーの購買行動を意識
「映える(ばえる)」
もういい古されてる言葉だけど、いまの若い子たちはみんな、映えないことには心を躍らせてくれない。
これを良いことと捉えるか悪いことと捉えるかはひとまず置いといて、商売をやっていく上では「映え」を意識せざるを得ない。こっちから世の中の流れに合わせにいかないといけないのは、なんだか違う気がする。でもこればっかりはしょーがない。トレンドに合わせにいくのが、商売をしていく上での鉄則だ。
先日、とあるフルーツタルト屋さんに行った。世の中いろんなスイーツがあるものの、フルーツタルトほど「映える」ものはない。恐らくこの店のオーナーも「いかに映えるか」を意識してるはずだ。
今のユーザーはSNSで情報収集をするから、極論すると「味よりも、まずは映え」なんだと思う。味で勝負されてるお店にとっては悲しい現実なのかもしれない。
で、「文具女子博」。
私たちは“場”を提供している立場であって、商品を作ってるわけではない。だから想像の域を超えないけど…
売上上位のメーカーさんはどこも、広義の「映え」を意識している。
商品の見栄え、陳列方法、POPの書き方(表現)、商品特性の伝え方、ファンの獲得方法など、言ってしまえば全てが「映え」だ。
ここで言う「映え」とは要は、「ユーザーの購買行動を意識して取り組んでいる」ということ。
うちの会社の営業マンたちに対して、私はよく「言いたいことをただ言ってるんじゃ、お客さんには何も伝わらない!お客さんが今聞きたいと思ってる(だろう)ことを話してこい!」と口癖のように言っている。
これも要は「映え」だ。こちらの営業トークをどう「映え」させるのか。こちらの営業トークの「価値」をどう上げるのか。
そんなことを意識してると、仕事もうまくいくんだろうなぁ、っていうのが僕の持論です。