【インターネット広告】最適なリターゲティング広告予算の算出方法
前回、過去にサイトを訪れたことがあるユーザーに広告を出すリターゲティングについてnoteを書きました。過多は危険と書きましたが、どこからが過多なのか?という部分に触れていなかったので今回はそこを考察していきます。以降のリターゲティング予算は過多にならない予算の限界値という意味で書いていきます。
リターゲティングと他手法の予算比率
まずは、比率で考えていきます。インターネット広告には検索広告、ディスプレイ広告(リターゲティング広告はこの中に含まれる)などいろいろあります。この中でどれぐらいの予算をリターゲティング広告に使えばよいかですが、結論、広告予算とサービスの内容やサイト訪問者数などによりますとしかいえません。逆に言えば、それが分かれば算出できます。
例えば、「サイト訪問者数がオーガニックで月間1000万あります広告予算は100万です。」であれば、全てリターゲティング広告で使っても効果は悪くないでしょう。逆に、「サイト訪問者数が月間1000人程度で、広告費は1万です」であれば、リターゲティング広告には10%も使わない方がよいかもしれません。
リターゲティングの予算算出方法
サービス内容で考慮すべき内容
サービス内容とは、①アマゾンのようなECサイトであれば何度も購入(CV)するサービスはリターゲティング予算を多めにとってよいと思います。②セミナー申し込みや車や物件など一度、申し込む(CV)としばらくはCVしないようなサービスは、リターゲティング予算を低めにとる必要があります。
これには、CVユーザーに対してリターゲティング広告を出すことができるかどうかがが大きく関係します。①はCVしたユーザーは一度、購入しているのでCVユーザーこそリターゲティング広告を出すべき対象になります。しかし、②に関しては、逆にCVしたユーザー今後、CVすることはないのでむしろ除外する必要があります。
サイト訪問者数で考慮すべき内容
サイト訪問者数は上記より考え方はシンプルです。サイト訪問者を何度、リターゲティング広告でサイト誘導するのが最適なのかを知ればよいだけです。GAなどで訪問回数による効果の変化を確認することで知ることができます。
例えば、20回以上は連れてきてもほとんど効果がないという結果が出れば、サイト訪問者数×20回×誘導単価でリターゲティング広告予算は算出できます。
まとめ
リターゲティング広告予算は、サービス内容とサイト訪問者数で算出できる
CVユーザーに対してリターゲティング広告を出すことができるかどうかが重要
リターゲティング広告予算=サイト訪問者数×効果が担保できる誘導回数×誘導単価
今回は、ざっくりとリターゲティング広告予算の算出方法を考察しました。サイト訪問者数も、どの階層のリターゲティングか、CVユーザーは除外する、各リストで効果が担保できる誘導回数を検証するなど精度を上げようとすればいくらでも予算と時間がかかってしまうので、まずは、ざっくりとリターゲティング広告の予算を決めるとよいかと思います。
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