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【ピッチャーのためのフォロースルートレーニング】
皆さん、こんにちは!
野球トレーナーのやべかずきです。
今日はピッチャーに必要なフォロースルーで
安定して動作ができるようになるトレーニングを紹介します。
フォロースルーで大事なのは以下の2点と考えています。
①体幹をしっかりと前傾・回旋させること
②踏み出し脚にしっかりと体重を乗せること
以下にその解説と改善トレーニングの紹介をします。
■ポイント①
体幹をしっかりと前傾・回旋させる
フォロースルーの時に肩の後ろには
自分の体重の1.5倍の牽引力がかかると言われています。
(Wilk KE, et al. Am J Sports Med, 1993)
体重が70kgの選手には、
105kgで引っ張られる力が働いているということです。
この負荷を『肩関節の後方筋群が遠心性収縮』することで緩和しています。
ちなみにこの負荷により後方の筋肉が硬くなります。
そのため、投球後のケアが必須になります。
【肩のストレッチ4種の神器】
— やべかずき@野球トレーナー (@yabe_kazuki) November 4, 2019
⚾️肩後方の筋群(棘下筋、小円筋)や
広背筋のストレッチ
⚾️これらの筋群は
投球のフォロースルー時に
遠心性収縮をします
⚾️遠心性収縮は大きなストレスとなり、
放っておくと硬さに繋がります
⚾️練習や試合後にしっかりケアを!#ケガなく野球を pic.twitter.com/JWrRgtCf21
さらには『肩甲骨が外転』していくことによって
『僧帽筋下部が働き』それを補助しています。
肩甲骨がしっかりと動くためには
『体幹が前傾・回旋』することが必要になります。
プロ(MLB)のピッチャーって
— やべかずき@野球トレーナー (@yabe_kazuki) September 16, 2020
フォロースルーで結構体幹を前傾させていますね。 pic.twitter.com/k4zHOTEgtI
■ポイント②
踏み出し脚にしっかりと体重を乗せる
ポイント①の体幹が前傾・回旋するためには
『ハムストリングスの柔軟性』が必要です。
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そして、軸脚に体重が残ったままだと
この前傾・回旋が上手くできません。
そのため、踏み出し脚にしっかりと体重を乗せる必要があります。
つまり、『踏み出し脚の支持性』が必要になります。
■改善トレーニング
以上のことからフォロースルーでは
・肩後方筋群の遠心性機能
・肩甲骨外転、体幹回旋の可動性
・ハムストリングスの柔軟性
・踏み出し脚の支持性
が必要になってきます。
それを全て改善きるのが今回紹介する
「フォロースルートレーニング」です。
【ピッチャー必見!】
— やべかずき@野球トレーナー (@yabe_kazuki) November 23, 2021
ダンベル一つあればできるトレーニング
スローイングのフォロースルーで必要な
■肩後方筋群の遠心性機能
■僧帽筋下部の機能
■肩甲骨外転と体幹前傾・回旋の可動性
■ハムストリングスの柔軟性
■踏み出し脚の支持性
以上を改善できる
万能なトレーニングだと思います👍 pic.twitter.com/A7ZkjUJoII
ダンベルは、小学生なら1kg、中学生なら2~3kg、高校生なら7~8kg、
大学生以上は10~12kgくらいで良いと思います。
回数は10回くらいとし、1回1回の動作を丁寧に行いましょう。
慣れてきたら軸脚を浮かして、踏み出し脚1本で行ってみましょう。
【投手のためのトレーニング】
— やべかずき@野球トレーナー (@yabe_kazuki) October 21, 2019
〜踏み出し足編〜
④シングルレッグ骨盤回旋+リーチ
⚾️骨盤や股関節の動きに加えて、投球側上肢のリーチを行います
⚾️ケトルベルで負荷をかけることで、フォロースルーでの肩関節への牽引力を再現して、下肢体幹上肢の遠心性トレーニングとなります#ケガなく野球を pic.twitter.com/qlHXhBcF6b
以上がピッチャーに必要なフォロースルートレーニングの紹介になります。
皆さんもぜひ試してみてください!
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今後もこのnoteでは、これまで得た私の知識と経験をもとに皆様の野球のレベルをワンランク上げていきたいと思います。野球に関するトレーニング、身体のケア、ピッチングやバッティングのパフォーマンス向上などを科学的な知見をもとに発信していきますので、見逃さないためにもアカウントのフォローをお願いいたします!
矢部和樹(やべっち@野球トレーナー)
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【活動】
・理学療法士(スポーツ整形外科勤務)
・中学硬式・高校野球部トレーナー
・公認野球指導者(U-15)
・バッティング研究(大学院修士)
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