Kinono

トルコが好きでトルコ語を学んでました。インドやタイ、オーストラリアを旅して今も旅の途中です。いつ終わるやら。

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トルコが好きでトルコ語を学んでました。インドやタイ、オーストラリアを旅して今も旅の途中です。いつ終わるやら。

最近の記事

嫌われないように生きるのはやめました。

小学校の時からね、僕はいつも誰かに嫌われて生きてきた。 部活をしていると同級生が10人くらいいたのに1人と喧嘩したら全員が敵みたいになったこともあるし、 より上手な選手になりたいと望んで練習すると個人技だのなんだのとみんなから嫌われた。 学校では気に食わないからと自分勝手なことをしたらあなたは退学だー!と何度も脅された。 正直、自分の自分勝手な個人主義で何度も人に嫌われた。 日本社会の常識からするとすっごく迷惑で嫌な奴なんだよね。 それを分かった上でこんなことを言うんだ

    • 寝る前5分で書くエッセイ

      先日、3ヶ月付き合っていた彼女と別れた。 それが悲しい。 寂しいのかもしれない。 彼女は最後に会った日、うつ病のようなすごく閉じこもった人になっていた。 それがずっと引っかかっている。 僕がもっと彼女を見てあげていたら、こんなことにはなっていなかったんじゃないか、 もっと何かできたんじゃないか。 最悪の状況になってから過去のことを考えればちゃんと彼女は僕にサインを送っていた。 家に来たときすごく思い悩んでいるような日もあった。 SNSでロマンチックなセリフを吐く男

      • 電車の優先席で席を譲らない人たち

        僕は今日、会社への出勤時に空いていたということもあり、優先席に座っていた。 分倍河原あたりから優先席もほとんど埋まってきて満員に近くなった。 僕の隣にも前の席にも高齢者や助けが必要な人が座っていたわけではなく、若い人や会社に通勤する人たちが全ての優先席を使っていた。 だから、僕も何も考えずに座っていた。 僕の隣には会社に通勤する若い男性が座っていたのだけど、彼は一つ前の駅から僕の隣に座っていた。 だから、その男性が一駅過ぎたあたりでなんだかソワソワし出して立ち上がっ

        • 大切な日々を切り取っていく

          久しぶりに家族の住む街に帰った。 家族はみんな相変わらずの日々を過ごしていた。 実家に帰るとしばらく写真は撮らないだろうなと考えていたのだが、それは間違いだったのかもしれない。 確かに撮る枚数は減ったのだけど、確実に僕が満足と思える写真は何枚も撮れたのだ。 量は減ったけど質は上がったというのだろうか。 普段はとりあえず外に出て何かを探すように歩き回り写真を撮っている。 そこまで心が踊らなくてもとりあえずシャッターを切ることも多い。 見返してみるとやっぱりあまり良く

          東京に来るとなんだかとても忙しくなった

          東京に来る前は毎日写真を撮り歩いてその時の方が忙しかったんじゃないか?と感じるのだけど、なんだか感覚的には東京にいる今の方がとても忙しい。 暇で毎日何度もチェックして返信していたSNSも今では返信するのがめんどくさくて結構溜まってる。 そして、そんなに時間は拘束されないけど面接に行ったり、不動産会社とメールのやり取りをしたり僕にとってはやりたくないけどやらないといけないことがちょくちょくある。 でも、それって考えてみると1日の中のほんの一瞬のことでほとんどの時間は前と変

          東京に来るとなんだかとても忙しくなった

          仕事が決まらない。家も決まらない。だから、カメラを持って街に出ます。

          東京で部屋を探して、仕事も探して約1週間が過ぎた。 絶対行けると思ってた工場勤務の仕事は不採用になった。 絶対行けるって自信があったから家も何も探していなかった。 それで、不採用通知が来てから慌てて住む家と仕事を探し始めた。 そして僕はまた思い出した。 美容師をしていた頃の理不尽なお客さんのことやホテルレストランで働いていた時の理不尽に怒る上司。 あー。絶対接客業だけはやらないと改めて思った。 かと言って何か他に雇われい仕事はない。 それでも、僕は借金まみれリボ

          仕事が決まらない。家も決まらない。だから、カメラを持って街に出ます。

          世の中のニートはどんな心境で生きているんだろうって話

          僕は今ニートだ。 実家の沖縄からも出て上京して仕事も賃貸契約してる家もない。 東京の田舎で2週間宿を借りて仕事と家探しをしている。 でも、なかなか仕事は見つからない。 いけるだろうと思った工場勤務の仕事も不採用だった。 やりたくないことのために面談やら面接やら履歴書書いたり求人見たりしているのに簡単に見つからない。 これがストレスでならない。 だんだんと働く気がなくなってくるのだけど、そんなことも言ってられないのでひたすら探している。 そんな時よく考えてしまう

          世の中のニートはどんな心境で生きているんだろうって話

          世界を夢みた落ちこぼれ高校生

          学校帰りに、近くの書店の旅行関連コーナーをじっと眺めながら何かを探していた。 あれでもない、これでもない。 あの写真はいったいどこの国なんだ? SNSで一度見ただけの記憶を頼りに世界中の土地を紙面上で旅していた。 どこを見てもあの写真とはちがう。 探しているうちにあることに気がついた。確かあの写真は海が綺麗だった。海のある地域を優先的に調べれば良いのだ。 探していた写真は透き通るような海にヨットが浮いていて水面にヨットが反射しているとても穏やかな写真だった。 いく

          世界を夢みた落ちこぼれ高校生

          全てを理解するのは無理

          僕の1日はとても短い。 朝の5時前に目が覚め、そこから僕の一日が始まる。 シャワーを浴びて机の前に座りそこから日課の英語、トルコ語、日記を書く。時間が余れば出勤まで読書をする。 これが朝の数時間。 9時ごろからは仕事の時間だ。 出勤の時間から退勤までは約11時間。 この時間は僕にとって最も憂鬱な時間。 そして、帰ってきて2時間ほどリラックスして0時ごろに眠りにつく。 僕は自分の1日がとても短く感じる。 もしかしたら人よりも自由時間が多いかもしれない。

          全てを理解するのは無理

          僕たちは誰かのために自分を殺すことはできるのか?

          扉が開く。 さまざまな髪型のさまざまな年齢の人々が券売機でチケットを買う。 そして、待合にありの行列のような光景が出来上がる。 「お待たせいたしました! 今日はどのような髪型にしますか?」 一字一句同じセリフを同じ笑顔で淡々とこなしていく。 想像力はいらない。 ただ決められた型を使って流れてくる荷物を仕分けるように髪型を整えていく。 だからといってみんな同じ髪型になるわけではない。 頭の形がみんなちがうからみんな違う髪型になる。 1日40人、週で200人、月

          僕たちは誰かのために自分を殺すことはできるのか?

          暇になって感じること

          次の仕事が見つかるまでの待機時間。 ニートみたいに朝起きたら何をしようかと考えることから毎日が始まる。 予定もないし、お金もないから特にできることがない。 やりたいことがないわけではないのだけど。 フィルムカメラで写真を撮りたいと思ってもフィルム代がバカにならないので簡単には撮りに行くことができないのだ。 だから、そのほかに何かしようと朝から考える。 でもさ、特にこれだ!と思うことが見つからないんだよね。 だから、何をしようかって考えて1日が終わることもしばしば

          暇になって感じること

          イスタンブールに行って気がついたこと

          イスタンブールから東京に帰ってきて数日がたった。 相変わらず日本では日常が過ぎていく。 旅はいろんなことに気がつかせてくれるというけれど、僕もそう思う。 旅の良さはきっと自分の環境に疑問を持ったり、良さに気がついたり、何か違和感を感じることだと僕は思う。 TABIPPOという会社が旅をしようと若者に昔から発信しているけど、その通りで旅は若ければ若いほど人を成長させてくれると思う。 もちろん、成長するために旅をする必要はない。 何かに行き詰まった時や嫌になった時に旅に

          イスタンブールに行って気がついたこと

          旅から帰ってきて。

          旅から帰ってきて旅人なら感じることがあるとおもう。 人によっては日本と訪れた国の対比だったり、寂しさだったりする。 僕の場合は対比ではなくて空虚感だ。 日本に帰ってきて何をしていいのかわからなくなり、全てにおいて空っぽになったような気持ちになった。 長旅に出た人はそのように感じることが多い。 僕もその1人なんだ。 僕は帰ってきて数日そんな気持ちで街を散歩していたのだけど、数日経つとだんだんと気持ちにも変化が出てくる。 旅の間ずっと新しいことを勉強したり、学んだりという

          旅から帰ってきて。

          カッパドキア。【トルコ旅行記】

          まだ日も昇らない真っ暗な時間。ツアー会社から運行しているドルムシュに多くの人々が乗ってこの場所にたどり着いた。 僕と友人はカッパドキアの気球群を見るために朝の4時ごろからここで待っていたんだ。 もう夏だけど、朝方はまだ肌寒い。 バイクで二人乗りをしてきたせいもあって体はかなり冷え切っていた。 ツアー会社の人々が準備をしている間、僕たちは何もすることがなかった。 あたりは真っ暗だし、どんどんツアーのバスがやってくるのであたりは砂埃が舞っていた。 少し歩くと、僕たちは

          カッパドキア。【トルコ旅行記】

          自分から悪い状況に飛び込むことについて考えてみた!

          僕は100万円くらいクレジットカードで借金をしてトルコに来た。 返すつもりはある。 これだけ言っておこう。 これをやれば後でどんな状況になるか僕でもわかる。 月々の支払いがえらいことになる。 仕事もしてないのにどうやって払うのか? 多分何か仕事をするのでしょうね。 わかってて僕は借金をしてトルコに来た。写真を撮るために。 自分から借金地獄に飛び込んでみたのだけど、これって悪いことなのかな?って僕は最近思い始めている。 僕は今とても充実している。 何もしていない時、退

          自分から悪い状況に飛び込むことについて考えてみた!

          ムスリム女性とのデジタルラブ

          僕たちの出会いは小さなスマホの画面上で始まった。 「Merhaba👋」 僕は東京で会社員として生活しながら時間を見つけては言語交換アプリを使ってトルコ語を学んでいた。 そのアプリは学びたい言語のネイティブスピーカーとマッチングさせてくれて、お互いが自由にメッセージのやり取りをするというようなとても簡単なアプリである。 トルコ語を学んでいた僕はそこで1人のトルコ人女性と知り合った。 名前はアイシェ。彼女は大学で金融について学んでいるらしい。プロフィール写真のアイシェは綺麗

          ムスリム女性とのデジタルラブ