
良いアニメには『良いオープニング』と『良い音楽』が付く【アニメ『美少年探偵団』を毎週レビューしてみる②】
こんにちは(o・ω・o)オタクです。
『美少年探偵団』レビュー第2回です。
物語は一山越えてもう一山、と言ったところ。
来週で原作第一巻を終わらせるのか、もう1話引っ張って4話で終わらせるのか。
って感じでしょうか。
アニメは8話がターニングポイントとなることが多いので、原作1冊を4話で構成すれば2巻のラストが8話に来ることになります。
キリが良いですし、2巻のラストと言えば……
と考えると、そんな構成になるんじゃないかな、と予想できますね(o・ω・o)
と、何も伝わらない前書きをしたところで、アニメ2話のレビュー、メインテーマですが、
■オープニングがかなり良かった
1話はオープニングがカットだったので、エンディングしか流れなかったですが、2話はオープニングも流れました。
踊ってましたね。
昨今よく見る(『らき☆すた』くらいから一般的になりだした)『踊るオープニング』ってやつです。
オープニング曲に合わせてメインキャラクターが踊るやつ。しかもすごいよく動く。しかも手描きアニメーションっていう。
曲も良かったけど、作画も良かったですね。
モーションキャプチャーしてトレースして仕上げてるのかな。もっと進んだ技術かな?
ダンス作画が滑らか過ぎる。
スタッフロールによると、オープニングを担当したのは『シャフト梅組』だそう。良い仕事しはるなぁ。
ダンスの振付を担当したのは『ソリッド・キューブ』の『奥山敬人』さんだそう。
⇒オフィシャル
『うたプリシリーズ』や『初音ミク』『マジカルミライ』関連の振り付けも担当しているそう。
最近人気のガチの人ってことかぁ。なるほどオシャレ納得。
オープニング音楽は『sumika/Shake&Shake』
個人的には、「意外な曲調と声質だなー」と思いましたが、歌詞とか鑑みると「これはこれで合ってる」とも思いました。
総合的に良いオープニングに仕上がってる印象。
『良い音楽』は『良いアニメ』の絶対条件だとカエルは思うので、アニメの今後にさらに期待が高まる感じでしたね。
それでは続いて作中の小ネタやイイネポイントなど。
■「馬鹿な発言」⇒☓
「馬鹿が発言した意見」⇒◎
西尾維新的言い回し
ですね。
映像のカラーもSHAFTっぽい。
■リーダーは明智小五郎
朝の美少年探偵団のアジト。
そこにリーダーである学がいない事に対して、生徒会長の長広はこう言う。
「あぁ、リーダーは我々団員とは違って小五郎ですからね。なので放課後までは我々で我慢してください」
これは、
江戸川乱歩作品『怪人二十面相』
にちなんでいます。
怪人二十面相(かいじんにじゅうめんそう)は、江戸川乱歩の創作した架空の大怪盗。
1936年(昭和11年)に『怪人二十面相』で初登場し、乱歩作品では1962年(昭和37年)まで、おもに少年少女向け探偵小説『少年探偵シリーズ』に登場した。またの名を「怪人四十面相」。日本人で、本名は遠藤平吉(えんどう へいきち)。
※Wikipediaより
という小ネタになっています。
■「とざいとうざい お立ち会い」
『美声の長広』が一席ぶつシーン。
「東西東西(とざいとうざい)」とは、
《もと相撲で、東から西までおしずまりなさい、という意で言い始めたという》興行物などで口上を述べるときに、また、ざわめきをしずめるときなどに言う語。
このあたりの演出はSHAFT味が強い。
■美少年(男装)の隣には美少女(女裝)がつきもの
西尾維新作品の中でもコミカルな部類の本作。
「こんな正統派の美少年が隣に女子も連れずに下校していたらおかしいだろう。かえって目を引いてしまうよ。まったく仕方がないなあ。メンバーの不出来ならぬ上出来をフォローするのもリーダーの務めだ」
そう言って女装するリーダーの学。
キャラクター性が尖りまくってる西尾維新キャラの中では比較的穏やかな部類の彼ですが、やはり西尾維新キャラの男の子は女装する定めにあるようだ。
リーダーの学が女裝して男装した瞳島眉美を送り届けるラストシーンに繋がっていく訳ですが、もちろん話がトントン拍子で進む訳はなく……。
第3話に続くワケですね(o・ω・o)
来週はどんなアニメーションが見れるのかな。
楽しみになりました。
て感じで今回は以上です。
また来週〜(o・ω・o)ノシ