【バ美肉おじさん。そのPioneer】の話
こんにちは(o・ω・o)虫圭です。
noteを開いてくださってありがとうございます。
愛読している池さんのnoteで、【バ美肉おじさん】について触れられていたのが嬉しくて、触発されたのでnoteを書いています(o・ω・o)
▪️バ美肉おじさんとは
バ美肉(バびにく)とは、
バーチャル美少女受肉(バーチャルびしょうじょじゅにく)またはバーチャル美少女セルフ受肉(バーチャルびしょうじょセルフじゅにく)の略語。
例えば成年男性が受肉すれば「バ美肉おじさん」と呼ばれる。
本来は「バ美肉」という言葉は、男性に限らず、企業などによるプロデュースではなく自分でキャラクターを作り、それに声を当ててサイバースペースで活動することを指していたが、現在では自分でキャラクターを制作したか否かに拘らず、男性がボイスチェンジャーなどを使用し、女性として立ち振る舞うこと、または、その人(バ美肉おじさん)を指すことも多い。
Wikipediaより
「一体何を言っているんだ?? 美少女を受肉とは???」
となる方もいるかもなので、私が今回は、
「バ美肉を世界に広めた」存在であり、
「おじさんが美少女になっても良いんだ!」という概念を広めたおじさん(美少女)、ねこますさんを紹介します。
この、クッッソ素人感満載の、声だけで「きっと本人はナヨっとした一般人なんだろうなぁ」と想像できてしまう美少女(おじさん)が、「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」のねこますさんです。
ちなみに上の文のディスも、個人的には敬愛からくるコメントで、悪意はサラサラありません。
というか私は本当にねこますさんをリスペクトしていますし、感謝さえしています。
ねこますさんが居なかったら
今のVtuber業界は無かった
そう思っているからです。
▪️【おじさん(美少女)】という『新しい概念』
先ず、これだけ先に言わせてください。
ねこますさんの偉業(私が個人的に思う)は、
『ど素人が、バーチャルで、
可愛い女の子になっても良いんだ』
という"VRのハードルを下げた"
ということです。
ねこますさんが登場する以前に有名だったのは、
親分、ことキズナアイ
電脳少女シロ
ミライアカリ
この3人の後、ねこますさんが有名になり、その後、
輝夜月(かぐやるな)
が登場。
通称、『四天王』が活躍すると時代が訪れました。
「五人なのに四天王とは?」
とか野暮な突っ込みはご遠慮願います笑
四天王を紹介したところで、
「ねこますだけ、何だかクオリティが……(苦笑)」
と思った方(気付かれた方)がいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、ねこますさん意外の4人には運営が存在します(その後フリーになったりなどはアリ)。
つまりは所属事務所があるタレントである、ということです。
ですが、ねこますさんにはそんな後ろ楯的なものは存在しません。
完全に個人です。
また、事実としてとても面白いのが、四天王で、もっともデビューが早かったのが実はねこますさんである。
ということです。
「Vtuberとしてのデビューは2016年デビューのキズナアイが一番早いだろ!」
(なお、正式には「ばあちゃる」がVtuberデビューが一番早い)※四天王ではないので説明は割愛
と有識者にご指摘されるかもですが、
YouTubeに投稿したのも、ねこますさんのチャンネルが一番早いんだよな(2015年)。
とは言え、2015年のねこますさんにはまだ『ねこます』という名前がなく、『配信者』でもなかったので、Vtuberデビューとしてはやはりキズナアイが最古参である、というのが事実です。
さておき、
2015年のねこますさんの動画を見れば解るのですが、内容は『Live2Dモデルの紹介』です。
ねこますさん、実はクリエイター(技術者)なんですよね。
要は、中の人(製作スタッフ)自らが、Vtuberとしてデビューしてしまった訳です。
しかもボイスチェンジもせず、おじさんの声のままで。
これには、界隈が騒然としました。
ねこますさんが有名になったきっかけは、
2017年12月5日、にゃるら氏のはてなブログ「根室記念館」に掲載された記事『キミは「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」を知っているか!?』が拡散されたことから人気を博し、3桁前半だった登録者数が突如1万人規模に急増することとなり、ついに同年12月28日に登録者数10万を突破した。
⇒本記事
ニコニコ大百科より
やはり異例中の異例。
「世に出ちゃいけない人が出ちゃった」
しかも
「なんだかこれ許せるぞ」
という感じ。
もちろん賛否は両論だったのですが、しかし、ねこますさんが一気に有名になったことで、多くの人が思ったのです。
「あ、このレベルで良いんだ」
と。
さすがに悪口染みてる書き方ですが、ねこますさんの動画を初めて見た時、どんな感想を抱きましたか?
「え、この3Dモデルとこの声とこの内容で良いの?」
そう思いませんでしたか? 正直なところ。
「すげぇ! この荒いモデリング、絶対に自作アバターだ! このおじさん配信者じゃなくて技術者かよ?! 画質はレベル高くないけど、音声のザラつき少ない、これはボイスチェンジで声質が荒れて『見る気失くす』ことを考慮して、『敢えておじさん声のまま』動画を作ったんだ! しかも赤裸々に実生活の話してる! 自虐ネタでしっかり笑いも取りに行ってる! コンビニの下りだけ異様に流暢なのがリアル! 絶対この人隠キャだ!!!」
とかは思いませんよね?
みんな一様に思ったんですよ。
「あ、このレベルで良いんだ」
「このレベルで人前に出て良いんだ」
って。
その後、一気にVtuber界隈には、企業に属さない『個人勢』が多く登場します。
ねこますさんは、VR界隈の火付け役になったんですね。
さらに、上で少し触れましたが、ねこますさんの『おじさんのままの声』は、意図してボイスチェンジを使わずに動画を作ったことが本人の口から語られています。
曰く、
「動画は音質が一定水準じゃないと、『見たくない動画』になってしまう。ボイスチェンジでガビガビな女声になるくらいなら、おじさんの声のままの方が配信として成立する」
とのこと。
これは私はすごく納得のいく話で、どんなに内容が良い物語でも、どんなに歌が上手いアーティストでも、音質が悪いと、即ブラウザバックしてしまう。
そんなものです。
そういう意味でもねこますさんの決断は正しかったと、爆発的に人気になった事実が証明しています。
▪️Vtuber界隈への影響
現在、ねこますさんはVtuber(配信者)は引退されており、今後もVtuberとして活動する意志はないと、近々の動画の中でも話されています。
「引退してからの期間なにやってたの?」
「これから何するの?」
などはまだ視聴者には知らされていませんが、ねこますさんの存在を知り、関連した配信やエピソード、拡がった人脈などを知っている有識者たちなら、ねこますさんが引退後に与えたバタフライエフェクトについては多く語らなくても良いかな、と思います。
逆にこのnoteで初めてねこますさんを知った人で、今後、ねこますさんのコンテンツに触れても良いかな、と思う人がいらっしゃるのであれば、これまで投稿された動画を流し見したり、YouTubeで「ねこます 活動」など検索してみると、色んなところでちょこまかと隠キャムーヴをするねこますさんの姿を見ることができると思います。
そもそも人前に出るようなタイプではなかっただろうねこますさんが、表舞台で活動してくれて、多くの視聴者、配信者に影響を与えてくださったこと。
いちファンとして、尊敬と感謝をしています。
ねこますさんファンのオタク特有の早口語りになってしまいましたが、これからのねこますさんの活躍にも(0゚・∀・)wktkしています。
これを期に、「Vtuberちょっと見てみようかなぁ」と興味が湧いた方は、是非、未知に触れてみてほしいなと思います。
個人的な最近のオススメを載せておくので良かったらリンクからどうぞ。
noteのVtuber記事を検索していたら、美少女(おじさん)にどハマりしている女性のnoteを見付けたので貼っておきます。
バ美肉おじさんの地獄にとっぷりと浸かっている感が良いですね。
幸福な地獄とはこのことか。
(*・ω・)ここまで読んでくださって、ありがとうございます♪
また発信できる価値のある知識を修得、実践していきますので、ぜひフォロー&🖤お願いします♪
それではまた(o・ω・o)ノシ
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