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『スマホ効果』は絶対に覚えておきたい。

『スマホ効果』と呼ばれる会話の盛り下げ術がありまして。
 
 会話で嫌われる人の特徴の1つとして、対人で絶対にしてはいけない行為で有名なようです。

■参考論文:The iPhone Effect: The Quality of In-Person Social Interactions in the Presence of Mobile Devices

■参考ブログ

 論文の実験では、100組のペアに分かれて10分間会話してもらい、3つのグループに分ける。
①「スマホを取り出しテーブルに置く」
②「スマホを手に持ってもらう」
③「会話だけする」

 結果はお察しの通り。
「スマホを取り出しテーブルに置く」
「スマホを手に持ってもらう」
 この2グループは会話の盛り上がりが大きく低下。
 
さらに相手への印象が悪くなった。

 という結果に。
 また、集団での会話においては、スマホを取り出した人への共感と信用が低下。
「スマホが視界に入った人」は会話を楽しめなくなった。

 ということでした。

 要因は
・スマホを使用しながらの場合、相手の表情・声の変化などを見逃しやすくなる

・スマホが視界にあると、相手とのアイコンタクトが少なくなり、相手に「自分との会話に集中していない」と思わせる

・スマホは人の注意を引き付ける(脳が報酬としてスマホを触りたいと求める)。スマホが視界にある状態で会話に集中すると、意図的にスマホを無視しなければならなくなり、ストレスの元になる

 
 といった感じ。
 
 確かに、手元にスマホがあるとつい操作してしまうし、視界にあると見たくなる。
「スマホを開くと楽しいものがある」と脳が学習してしまっているワケです。
 
 会話中にスマホを取り出すと、

 取り出された人は
「無視されてる!」「自分との会話に集中してない!」「スマホが視界にあるのが不快!」
 となるし、取り出した人は
「スマホを見たい」「でも我慢しなくちゃいけない(イライラ)」+相手の表情や声のトーン、アイコンタクトに気付かない

 てことで、会話が劇場版盛り下がるってワケ。
 
仲良くなりたい人とのお話中はスマホはNG!
✅仲良くなりたくない人ならスマホをいじろう!

 ってことは絶対に覚えておきたいです(o・ω・o)ね。

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