猫のハートがNOと言う
いちばん読んだ作家を挙げろ、と言われると頭を抱えちゃうかも。
雑食だったもので、このひと! というのがいません。
くり返し読んだ、であれば何冊か思い浮かぶのはありますが。
片岡義男さんの『俺のハートがNOと言う』も、そんな1つです。
もう手に入らないんだろうな。
本屋さんで、ふと思い出して探してみても見つかりません。
そもそも棚に並ぶ名前に、悲しいかな片岡義男さんがいないほうが多い。
『彼のオートバイ、彼女の島』とか、わかるひとには懐かしいかもね。
さておき、わが家には2匹のネコがいます。
べっ甲のレヴィとシロ茶のコタです。
気にする方は気にされてるかと思うんですが、みなさん猫と暮らしていて、どうしてらっしゃるんだろうと気になるのが目ヤニです。
目に留まったらキレイにしたくなるんですが、あまり目のまわりを触るのもよくないんだろうかと思いつつ、ついキレイにしたくなっちゃう。
調べてみても、とっちゃダメとされているものは見かけないので問題ないんだろうと思いつつも目のまわりなので不安っちゃ不安だったりもして。
コタは、わりとドライなのでラクなもの。
ただ、レヴィはウェットすぎるというか毛に絡まるので時間もかかって。
当たり前って気もしますが、けっこう嫌みたいなんですね。
ことによると、ツメ切りばりに抵抗されます。
元野良の気性もあってか、とくにレヴィは目をふさがれたりが嫌いです。
それでも最近はガマンしてくれるようになってきたので、おそらく目ヤニが取れるとスッキリはするんだと思うんですが、まあ数秒ってところ。
するっ、と取れそうにないことを察したら即終了。
俊敏さでは、ひと如きが敵うわけもなく。
その逃げっぷりたるや見事なもの。
見て思い出すフレーズが『俺のハートがNOと言う』なんです。
..ってレヴィは女の子なんですけどね。