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【黒い砂漠】そう難しい話もないままに終わってしまうメディア編

韓国の「Pearl Abyss」が運営するMMO『黒い砂漠』です。
バレノスから始まりカルフェオンを駆けまわって終わった序盤は大風呂敷が楽しかったんですが、続きはそうでもないあっさり系でした。

舞台になるメディア領は「三日間の闇」とかいう災いのせいで、いまも汚染されたままの地だとか。で、その災いを起こしたのは..

こちらで書いている、復活した邪神を封じ込めてしまった白い魔女。

メディア編は、この白い魔女を追いかけて奔走するという流れ。
いっそカルフェオン編よりストーリーに厚みがないので、なんだかお使いをこなしているうちに話が進んでいく感じです。
生活系のチュートリアルも兼ねるのか、船を作って持ってこいなんて毛色の違うクエストがあったりと盛りだくさんではあるんですが。
ただ、物語が進まないせいか中だるみ。
とくに生活系コンテンツを求めてない冒険者プレイヤーには、けっこう退屈かも。

はっきりと説明されないものの、この「三日間の闇」は太陽の昇らなかったなんてものじゃなく、禍々しいものに覆われていた数日を指し、メディアを衰退させる大きな要因にもなったもの。
白い魔女がどう絡んでいたのかを調べていく中で、彼女が孤児だったことや古代の知識に精通するほどの素養があったこと。
さらには禁書に手を出してまで力を求めた過去もわかります。

その過程で起きたのが「三日間の闇」でした。
白い魔女が闇の精霊を解放し、吐き出された黒いオーラに支配されたものは暴力に溺れて暴れ、その穢れは未だメディアに残っているそうで。

冒険者プレイヤーと旅をしてきた闇の精霊も力をつけた頃合いかと、「三日間の闇」を再現すべくメディアの地に誘導された、白い魔女の罠であったことが終盤で明かされます。というわけでメディア編のラスボスは自らの黒い精霊です。

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なかなかの性格で、倒したあとはケロッと知らないふりを決め込みます。

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ともあれ、ながらく白い魔女に翻弄されてきたメディアの騎士たちにとって初勝利ということではハッピーエンドなの..かな。
1つ1つは盛り上がりに欠けるものの、全体が伏線にもなっているような?
つぎに繋ぐ、という点では及第なのかもね。

個人的に、カルフェオンと比べて大陸っぽくデザインされている甲冑なんか好きな感じでした。ちょっとテイストを変えてくるあたり、なかなかです。
生活様式も変えていたようで、がらりと街の雰囲気も違ってましたね。

つぎは、どんな話になるのか。
と、そのまえに次回はネタバレ編というか、ここまでの考察まとめ。