【黒い砂漠】1つ深みを増す世界の輪郭と白い魔女(序盤後半/ネタバレ)
韓国の「Pearl Abyss」が運営するMMO『黒い砂漠』です。
前半で見てきたのが冒険者にまつわるもの、だとして。
たとえば闇の精霊について、あるいは闇に呑まれた成れの果て。
闇の君主を倒し、言わば大国カルフェオンを救った冒険者。
その功を称賛する、というカリス議会は有力貴族と名声高い商人らを中心に構成されたカルフェオンの執行機関。で、そのひとりでもあるエンリック・エンカロシャーの頼みごとから序盤の後半が幕を開けます。
エリアン教にまつわる「消えた禁書」を手に入れようと目論んでいた彼は、冒険者にその手伝いをさせようとするわけですが..
ここから幾つかのクエストを経て、「消えた禁書」は手に入ります。
その手に入れた禁書に書かれているのが、やはり消えただけあってシャレにならないものだったというオチでした。
大いに端折りますが..闇の君主を崇拝する影の騎士団と秘密裏に通じ、邪神を崇拝する”光明の兄弟会”なるものがエリアン教に存在する、という内容。
発端となった出来事を調べ、それが真実であることも分かってきます。
さらに、その邪神を崇拝する”光明の兄弟会”なるものを追うなかで、彼らが崇拝する邪神クザカを復活させようとしていることが判明して、阻止すべく向かった先では、しかしクザカが今にも復活を果たそうとしていました。
そこへ物語の冒頭で冒険者の記憶だろうもので見た”白い魔女”が現れます。復活した邪神クザカを封じ込めに来たようで..
「お前の魂は私のものだ..」とか、ちょっと追いつきません。が、ベルモルンといいクザカといい、もうちょっとね。
聞く話ではラスボス級っぽいのに、ちょっとチョロすぎます。
なんて思いきや、どうやら邪神を呼び出せるポイントはあちこちにあって、どれも封印が解かれていることが判明したりして大わらわ。
|影の騎士団と光明の兄弟会の関係を調べていたはずが風雲急を告げ、というところでカルフェオンでの物語は終わります。
整理して呑みこみながら進めるとストーリーも面白いんですけどね。
どうにもスキップ派が多いのは、シナリオの盛り上がりで見てるだけになるゲーム性とのバランスかも。
ここまで、冒険者が倒しきったシナリオ上の障害がいないっていうね。
このあたりもウケの悪さにつながってる気がしちゃいます。
醍醐味っちゃ醍醐味ですから、ことRPGなら。
次回は..ここまで踏まえて、つぎの物語へ。
いよいよタイトルでもある『黒い砂漠』の核心に迫りはじめるっぽいです。