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オーセンティックに勝るものなし
オーセンティックなんて店名のBarがあっても、まず流行らないと思います。
そもそも看板に掲げるようなことじゃありませんし。
気の利いた飲み方をしたいときに、そんなセンスの店は選びません。
ただ、気概としてあるべきもの。
ふれてまわらなくても伝わるものです。
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休日のたびヒマをみつけてはプレイしていたゲームがあります。
レッド・デッド・リデンプション2という、西部開拓時代の終わりを舞台にMMO(Massively Multiplayer Online)としても楽しめるタイトルです。
どっぷり1年以上、飽きもせずプレイしていたでしょうか。
ところが昨年末にリリースされた別のタイトルをプレイし始めて、さっぱり触りもしなくなって半年も過ぎたところで、大きなアップデートがあったと知って久しぶりにプレイしてみたのです。で、驚かされました。
違うタイトルをプレイしたことで、正統派の巧みに気づけたというか。
とにかく行き届いているわけです。
プレイする側がそうと望めば、いつまでも飽きないよう考え抜かれている。
そんな感じでしょうか。
このタイトルのメイカーは、全世界で2億2000万本以上売り上げたグランド・セフト・オートシリーズを生み出したロックスター・ゲームス。
クライムアクションという殺人・強盗・喧嘩などの犯罪行為が目的となる、褒められるものではないジャンルが得意なゲームメイカーです。
その手の性癖を隠して暮らす大多数がいる、というよりはストレスの発散で好まれていた思いたいところですが、とにかく出せば売れる。
私もジャンルの特異性から人気なのだろう、くらいに思っていました。
ところがプレイしてみれば、良くできているし楽しめる。
まあ強盗はさておいて、殴るの倒すのは日常茶飯事がゲームです。
クライムアクションと銘打ったところで、そう特異性があるでもない。
となれば、どうして売れに売れるのか。
正統派の、シリーズを重ねて信頼もあるゲームメイカーだったというわけ。
やはりオーセンティックに勝るものなし。