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その先達の悲しみに、きっと勇気をもらってる

ペットもの、なんてジャンルになるんだろうか。
ことSNSで拡散されるようになって、わが家の..を描いたものが出回っては書籍化されたり、さらにはアニメにもなったり。

もちろん描いてこそではあるにしても、そうなると食わせてもらってるのは自分のほうじゃないかなんて錯覚しそうにならないもんなんでしょうか。

さておき、そんな日々もいつか終わるわけで。
生きとし生けるものであれば、どうあっても避けられない。
いつか死んじゃう。

迷うだろうな、描くか。
その理由には「だって読みたいか、そんなの」なんてあるかも知れません。
読みたいかって言われちゃうと、こっちも困っちゃう。
だって積極的に読みたいわけじゃないし、いっそマンガの中くらい最後まで生きててくれって思っちゃいそうになります。

でも、これたぶん必要なんだと思う。
考えるから。

わが家にも猫がいます。
何かあったら死ぬかもしれません、私が。

そこまで言っても、そう言いすぎてもないくらいの思いがあります。
考えて、ちょっとでも耐性をつけておかないとムリだろうって気がします。

うちの子たちにもそのときがきたら、自分もこうなるんだ。
何が必要か、どうしてあげればいいのか。
ずっと先のことだとしても、考えてあげられる。
メソメソしながら見守ってたって、そんなもの何の役にも立たない。
それは、いちばん最後でいい。
先達の悲しみは、そんな当たり前を教えてくれる。

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