<今日読んだ(聴いた)ところで感じたこと;影響力の武器 第2章>
○ 返報性の法則
・人は恩を受けたら、それを返したいと思う法則
→ 人は受けた恩に対して、「返さないと」という気持ちが湧いてくる。
(例)救援支援
・天災などで支援してくれた地域が天災に遭った際は、お返しに支援をする
(例)政治活動
・自分を支援してくれた方に対して、優位な政策を打ち出したりする
(例)無料の試供品
・いい試供品をもらったので、お返しに「それを買わないと」という気持ちが働く
⇒ 自分がした恩よりも、より多くの恩が返報性として返ってくることもある
・自分だったらどう使うか?
→ 無料オファー(YouTubeとかで実際の内容のダイジェストや別の内容を提供)
→ 自分が苦にならない程度に何かお手伝いをする
○ 返報性とコントラストを利用した方法
・最初に大きなお願い(断られるようなお願い)をして断られた後に、
小さなお願いをすることで、そのお願いを聴いてもらえる確率が上がる。
(例)ボランティア → 寄付のお願い
・最初に1か月のボランティアをお願いし、断られたら
そのボランティア活動についての寄付をお願いする。
(例)延長保証の提案
・最初に三年保証を提案し断られたら、一年保証をご案内する。
・自分だったらどう使うか?
→ まず30万の講座を提案し意図的に断らせて、500円の有料動画会員を提案
→ 最初に無理なお願いをして、そのあとに本当に叶えたいお願いをする
○ 返報性の法則から身を守る方法
・たとえば、無料でコンサルを受けた後に本講座の契約をしないといけないのか?
→ NO;「無料でコンサルをしてくれた」ことに対しての恩と、
その恩に対して「本講座への契約」は関係がない。
→ 相手がしてくれた恩は「何のためにやっているのか」を
冷静に判断すること。
→ 今回の例の場合、相手は契約をしてほしいわけで、 自分にとって
それが必要ない場合は、「無料でコンサルをしてくれた」ことには、
十分感謝して、その場を立ち去ること。