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【旅行】ヴェトナム紀行 5 ヴェトナムで食べたうまいもの
ベトナム料理は世界の料理の中でもたぶんもっとも健康に良いものの一つに違いないと思うのである。
そう思う理由はいくつかある。
主食は麦ではなく米であり、また米も炊飯した米のほか、米粉を加工した麺(フォー、ブン)やシート状に加工したライスペーパー(春巻の皮)も多く用いられ、腹持ちがいい上に消化もよいため、あまりもたれることがない。
またベトナム料理は豊富に生野菜や生ハーブを摂取するので、ビタミンCを破壊されない状態で豊富に得ることができ、また野菜主体の料理が多いことからカロリー過多となることも防げるであろう。
加えて、油をあまり多く用いず薄味で仕上げ、ニョクマム等の発酵調味料を多用することも特徴として挙げられよう。
なお、ニョクマムはかなりうまいことも特記しておきたい。
それでは今回ベトナムで食べた料理を紹介してみたい。
グエンフエ通りのデパート地下のレストラン
ここは初日に散歩がてら出かけた先のデパートのフードコートの中の1店で、安価だがかなりうまくて初日から大興奮だった。
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これはブンといって冷たいビーフンに生野菜や具をあえて甘辛すっぱいたれをかけて食う。
私はこれが大好きで、深圳のベトナム料理屋でもよく食うが、さすがにベトナムのものは本場だけにうまかった。
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ドンコイ通り近くのGold Fish
伝統的ベトナム料理の店で、こじんまりしたたたずまいが気に入って入ってみた。
どうやら日本の観光ガイド本みたいなもので紹介されているのか、半分くらいは日本からの客だった。
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私は繁華街から一本外れた間口の狭いこじんまりした店が好きだ。
なんか落ち着いて食事ができる気がする。
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店名のとおり、食器には金魚の絵が描いてあり、なかなかかわいらしい。
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たしかチキンサラダのようなものだったと思う。
中国の棒棒鶏みたいなもので、ささみとレタスがあればやれそうなので、今度自宅でも作ってみようと思った。
旅先でうまいものに出会うと、なんとかして自宅で再現したくなる。
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フランスの置き土産というか、デザートにカスタードプリンを食べるのはけっこう普通らしい。
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バックパッカー街の多国籍料理屋
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トマトとパイナップルが入っていて、トマトとパイナップルの味がする分かりやすい味付け。
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ベトナム風タコスといったところで、薄焼きの皮にいろんなものを詰め込んであるのだけれど、いろんなタイプがあって店ごとに違うのが面白い。
バクダン・カフェ
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といってもアメリカ軍の落とした500ポンド爆弾とは関係がない。
Bach Dangというのはベトナムのとある川の名前で、大昔モンゴルが攻めてきたときにこの川で防いだのだそうだ。
でバクダン・カフェだが、20年前に家内がサイゴンに旅行に来たときにもあったとのことで、なんでも店を始めて50年も経っている老舗のアイスクリーム屋なんだそうだ。
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名物のパフェはあっさりしているようでねっとりとコクがあり、うまかった。
暑い土地では甘いものがなぜかやたらにうまく感じる。
屋台のバイン・ミー
バイン・ミーとはバゲット(フランスパン)で作るサンドイッチで、これはあらゆるところで店や屋台が出ていて、とにかくよく食されているようだ
1個7000ドン(約35円)と安く、手軽でうまいのでとても気に入って食べていた。
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まずはパンに切込みを入れて、マーガリンとパテを塗り、ベトナムハムをはさむ。
このベトナムハムがまたうまい。
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ニョクマムらしき液体調味料と甘辛いベトナム式ホットソースで味をつける。
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レタスをはさむ。
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こうしてそのまま路上でいただく。
パンも皮がそれほど固いわけではなく、さりとてすぐに破れて具がこぼれてしまうほどヤワでもなく、実にうまい。
ちょうど、サブウェイのサンドイッチの具を少なくしたようなものと思えば間違いないが、もっとうまい。
ノートルダム大聖堂の前のカフェ
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朝飯がてらに寄った店だが、旅行中に食べたフォーの中でもこの店のものが絶品だった。
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牛肉のフォーだが、これまでのフォーのイメージを覆すようなしっかりしたダシが出ていて、こってりとうまいスープだ。
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草むらみたいに大量のハーブがついてくる。
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こういうのをたっぷりとちぎってフォーに入れて食う。
これは実にたまらんくらいうまい。
ライムを絞り、生唐辛子のスライスを浮かべたりすると、また一味変わってうまい。
というわけで、ベトナムでは食事に関しておおむねハズレなし、何を食べてもうまいという土地なのだけれども、何度でも訪れてみたいと思うのはきっとそういうことなんだろうなと思う。