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日本の大戦略は続く:ポスト菅も「自由で開かれたインド太平洋」を!

退任直前まで、菅総理は精力的に外交を展開している。

自由で開かれたインド太平洋」と「QUAD」は、恐らく戦後日本が初めて提唱した大戦略(=長期的ビジョン)である。

そればかりか、新しい世界秩序を作りだそうという試みですらある。こういう「インフラ」「半導体」「宇宙空間」といった具体的な分野で協力を積み重ねていくことが、信頼関係の深化につながる。

外交音痴の日本、総理が国際会議ではニヤニヤあやふやな笑いを浮かべるだけだった昔の時代が懐かしいw 今や、日本は世界のキープレイヤーの一人である。

これは総理大臣が変わろうと、政権が変わろうと継続していかなければならない。今後、50年スパンで日本が国際的に重要なプレイヤーでありつづけるための、唯一の方策だ。

「自由で開かれたインド太平洋」って何?「QUAD」って何?と思われた方は、ぜひ下記記事を参考にしていただきたい。


QUADの会議のための渡米前、「退任が決まった総理が海外に行くのは卒業旅行だ」みたいな野党の批判があったが、頭がクラクラするような主張だ。野党の批判はレベルが低すぎて議論の壇上に乗せる価値もない。

これは総理一人の問題ではなく、日本が今後歩み続けるべき道である。退任しようがしまいが、淡々を役割を果たすのは総理大臣の責務であるし、実際に菅さんは粛々を多くの仕事を成してきた。

こういう地味だが重要な仕事が多い・・・いずれまた菅さんの功績が見直されるときも来るだろう。

もとい、現在自民党総裁選の真っただ中であるが、誰が総理になっても「自由で開かれたインド太平洋」と「QUAD」は推し進めてもらいたい。これは数少ない日本の希望の一つでもあると思う。

当ブログでは引き続き「自由で開かれたインド太平洋」「QUAD」の話題は特に注目していきたい。

(写真はphotoACから引用いています)

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