アメリカ・トランプ大統領の元補佐官ジョン・ボルトン氏の米メディアでの発言をまとめた記事があったので、ここにクリップしておく。
ボルトン氏といえば、「悪魔の化身」とまで言われるほどの超タカ派として知られているが、少なくとも世界戦略に関する面においてはリアリストで、決してぶっとんでいるわけではない。
その思想は、アメリカの「同盟戦略&力の均衡」を重んじる古典的なもので、ある意味ではトランプ大統領よりもバランス感覚があるように思える。ボルトン氏の分析は、世界情勢を見るうえで、一つの指針となる含蓄を持つ。
ボルトン氏も、ウクライナの劣勢を指摘している。
バイデン政権でも、トランプ陣営でもない立ち位置の発言が、興味深い。
ちなみに、ボルトン氏は安倍晋三元首相の手腕も高く評価していた御仁である。結構重要なので、3年前の記事から再掲しておく。
「彼(安倍氏)は憲法改正に失敗したかもしれないが、そのような改正の必要性があまり重要でなくなるほど、状況を変えた」