これからの宇宙開発と、宇宙関連企業の株で儲けるための考察
2023年の宇宙開発にまつわる良記事があったので、ここにクリップしておくとともに、遠くない将来来るであろう「宇宙産業バブル」について少し考察をしてみる。
宇宙開発は、2023年にどこまで進むのだろうか?そして我々素人は「宇宙関連銘柄」で儲けることはできるのだろうか!?(笑)
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宇宙開発は、その難易度によって地球のまわりとそれ以外(月・火星・小惑星等)に分けると少し理解がしやすくなる。
国際宇宙ステーション(ISS)の運用中止が視野に入っている現状であるが、もはや地球周回軌道に衛星を投入する難易度はそこまで高くなく、民間企業レベルでも実現可能になってきつつある。
一方、地球周回軌道を外れると、難易度と必要な予算が爆上がりとなるため、国家プロジェクトとしての取り組みが必要となる。
我々素人が宇宙産業関連株式で儲けるためには、ここは分けて理解しておいた方がよいと思う。ビジネスとしてまず実現するのは、地球周回軌道の方である。地球軌道から離れるミッションは、現状ではまだまだロマンの段階だ。
・・・というのを前知識として、記事をみていこう。
アルテミス計画は、NASA主導の月面着陸プロジェクトで、日本のJAXAも強力している。民間企業も参加する官民一体プロジェクトであり、日本企業で参加\しているのはトヨタとispaceである。将来的には月面基地建設につながってゆくと思われる。
このあたりは三菱重工業が関与しているが、ビジネスとしてはまだまだだろう。一方で、アメリカでは次々と民間企業が様々なミッションを手掛けつつある。
イーロンマスク氏のスペースXに加えて、ブルーオリジン社、アストロボティック社、ダイモン(日本企業)の名が出ている。
これはボーイングのプロジェクト。
このように、無人・有人ふくめ、次々と宇宙開発が進行している段階である。
かつて不動産バブル、ITバブルや、バイオバブルがやってきたように、宇宙バブルが遠くない将来必ず・・・来る!!
宇宙バブルで儲けるために・・・個人的に注目している銘柄を紹介
バブルのときには株価が数倍~十数倍にもなる。その流れにぜひ乗りたいと虎視眈々と狙っている2023年1月である(笑)
個人的に注目している銘柄を、以下にリストしてみる。(あくまで独断と偏見ですので、挙がっていない会社もあるかと思いますがご了承ください。逆に良い銘柄があればご教示いただければ嬉しく思います)
三菱や川崎、IHIは宇宙・防衛産業のド本命であり、もしも個人的に「宇宙ファンド」を組むとすれば外せない銘柄であるが、すでに大企業であるためここから株価が何倍にもなるのは難しそうである。
個人的に注目しているのはキャノンである。三菱、川崎、IHIに比べれば宇宙産業としての知名度は低いと思うけれど、実は宇宙関連事業を行っていて2030年には売上1000億円を目指している。
関連会社の「スペース・ワン」が、和歌山県串本町にロケット発射場を作り、既に打ち上げを準備中である。
また、シグマ光機は火星探査機の光学系システムの半分近くを担っていて、今後探査機の分野にまだまだ活路があるだろう。さらに、宇宙とは少し分野が異なるが、レーザー核融合にもワンチャンあると思っている、興味深い銘柄である。
さて、規模的に株価数倍~十数倍のレンジを目指せるとしたら、オレンジ色の枠に示した「超大手ではない」会社だろうと思う。個々の会社全てには触れないが、ひとつだけ取り上げるとすると、エア・ウォーター社の取り組みが面白いと思っている。
牛の糞尿から水素エネルギーを取り出すという画期的な取り組みも行っているし、関連会社がホリエモンのロケット会社にも出資しているという、SDGsかつ宇宙関連銘柄である。
ただ、少なくとも今年前半は米国の景気は軟調で、日本も利上げ&増税しそうということで、全体的な地合いは良くないとみている。タイミングを見ながら、少しずつ仕込んでいきます 笑
(画像は写真ACから引用しています)
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