自民党総裁選の直接討論を見て:「えっ!?」
自民党総裁選の直接討論をみて、印象に残ったことを書き留めてみたいと思う。
なお、私の基本的スタンスは、
・日本を「勝ち組」に導いてくれる優れたリーダーならば、自民党であろうと、立憲民主党であろうと、維新であろうと、国民民主党であろうと、どこの誰でもいい。
・自由で開かれたインド太平洋戦略を断固継続して欲しい。
・増税推進派ではないこと。
である。
上川候補
国連の安保理改革をやる気だと言ったのは、とても良かった。
日本の「勝ち」の定義はいろいろあると思うが、国連において敗戦国の立場を脱し、可能であれば常任理事国入りをすることがひとつのマイルストーンだと思っている。
河野候補
原子力潜水艦の配備に言及したのは良かった。AUKUSを発展させて、JAUKUSにしたい、これはかつて言っていたことである。そして、ファイブアイズに日本も入れろ!と言っていたことを思い出した。
ただ、現実的には、石破氏の言うように、通常動力型の方がはるかに静かで、実戦向きであるという側面もある。
茂木候補
今回の討論会の中で、もっとも恐るべき発言をしたのが茂木さんだった。
「景気を良くして税収を増やし、増税する必要をなくする」
「古い財務相的考えから脱却したい」
・・・いやいや、一体どうしちゃったの?!素晴らしいじゃないですか、茂木さん。つーか、それなら幹事長のあいだにやっておいてよ!!
茂木さん・・・覚えておきますよ。例え総理になれなくても、この発言を忘れないでくださいよ。
選択的夫婦別姓
財界からの要請って、なんなんだろう? こんなことよりも、もっと議論すべき重要な課題はたくさんあると思うが。
この番組のなかでは、高市候補はかなり控えめであった。今回の最大のサプライズは、茂木さんの「古い財務相的考えから脱却したい」である。思わず「えっ!?」となった(笑) これを本当に実行してくれるなら、高市総理ー茂木幹事長で良いが。。。
(画像は写真ACから引用しています)