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2021 FTR100km

FTR100 完走しました。やったぜーというより、ホッとしました。まずは結果から。

〈記録〉
  距離 106キロ
  時間 28時間26分42秒
  累積標高 D+6536m

106キロと言う、練習でも平地でも走ったことのない距離。一歩一歩足を前に出せれば必ずゴールできると信じて走ってました。

去年から低酸素トレーニングによる心拍機能の強化、ロングラン、ナイトランによる補給対策の強化、何度も試走してコースイメージを掴み、走りきるメンタルの強化をやりました。今回の完走はその集大成となりました。

ただ、結果的には沢山の仲間の励ましが何より心強かったです。長い距離だと会話は何よりのエネルギーだしモチベーションにつながるなーと。

さて今回のレースをサマリーすると…
問題の一つ一つは些細なことだが、時間・距離が長くなると、その蓄積によって、突然蜂の一撃が如く「致命傷」になりえる。あたらめてレース中の体のケア、装備の交換など「ピットイン」した時の自身の対応力の大事さを感じた。

◾️威力を発揮したもの3つ
<サーモスの水筒>
ホントに持っててよかったもので、エイドでお湯を補給しフリーズドライのスープを作って胃を温めたり、おにぎりやカステラなどの固形物が食べやすくなりました。

<仮眠>
A9刈場坂エイド着が朝5時頃。ちょうど安心のロード区間だったので一気に眠気が襲い仮眠をとりました。これが効果てき面で眠気はもちろん、痛かった足まわり、胃の調子が良くなりました。たった15分でしたが、靴を脱いで気持ちもリフレッシュ

<アームカバーとゲーター>
何気に影の立役者。暑がりなので昼間はノースリーブにアームカバーで体温調節。夜間はこれにウィンドシェルの2レイヤーで防寒も。ふくらはぎのゲーターは今回のようなアップダウンの激しいコースは筋肉疲労の回復を早めてくれたり、ついでに防寒にもなっていいことづくめ。

◾️今回発生した問題3つ
〈足のマメ、水膨れ〉
60キロ過ぎた頃、痛くて走るどころか歩くのも精一杯になった。エイドで靴下ぬいだら足が真っ白にふやけていて、指は血だらけでエライことに。しばらくストーブで乾燥させ、指の一本一本をバンドエイドやテーピングでぐるぐる巻きにして応急処置。今後はレース前の指と爪のケア、天狗バームなどによるフヤケ防止、ドロップバックポイントで足の乾燥、靴下履き替え、指のケアをやり直し、靴の履き替え(大きめ)の必要性を感じた。

〈股ズレ、お尻ズレ〉
夏ほど汗かかないし・・・とタカをくくっていたのが大間違い。股の大事なところがヒリヒリ痛むし、お尻の周りもヒリヒリと。原因は擦れと汗の塩分。今後は天狗バームなどのケアと下着の改善。今回のビキニタイプはだめってわかったので、メリノのブリーフか長めのスパッツタイプが良いかなと。おすすめあったら教えてください。

〈前もも〉
単に足が売り切れた状態かもしれないし、前述の足の痛みなどで余計に前もも使って走っていたかもしれないが、100キロで走れなくなるのは話にならない。今後は走力アップはもちろん、ふとももの揺れを防ぐテーピングやコンプレッション系のスパッツで対応が必要かなと

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