「工夫の余地」さえ見出せば、どんな仕事もクリエティブな仕事になる
松浦弥太郎『最低で最高の本屋』を読んでいます。
クリエイティブって、わかりやすい言葉で言うと「工夫」だと思う。
たとえ単純な作業でも、最も効率良く、美しく、そして楽しくやろうと考えたら、要するに大事なのは工夫です。工夫がないと物事の質は上がりません。それと何より、工夫することって楽しいこと。工夫を追求することこそクリエイティブな姿勢だと思います。 (p.107)
「クリエイティブな職種につけば、クリエイティブな会社に入れば、クリエイティブな仕事ができる」という思い込みをしている人は多いでしょう。「自分の仕事はクリエイティブな仕事ではない」というものもあるかも。
「クリエイティブな仕事か否か」を決めるのは、職種や会社ではありません。たとえ世間でクリエイティブだと思われている仕事についていたとしても、嫌々やっていたり、義務感でやっていたりしたら、それはクリエイティブだとは言えないでしょう。
問題は、自分が工夫をするかしないか。
どんな作業、どんな仕事にも、”工夫の余地”があるはずです。
もっと効率をあげたり、美しくやったり、楽しくやったりすることができるはず。
一見すると単純そう、面倒くさそうな作業でも、「もっと〜したい」というテーマを見つけ出し、工夫すれば、”クリエイティブな仕事”に変わります。
工夫を追求する姿勢さえ忘れなければ、地味・単純・面倒な作業も、クリエイティブな仕事に変わるのです。
自分は4月から新入社員。
新人がいきなり派手で、魅力的な仕事を振られることは少ないでしょう。
地味・単純・面倒な仕事を振られることが多いはずです。
そんな時に、「こんな仕事ばっかり…」と腐るのではなく、工夫する姿勢を忘れずに、仕事をしていきたいと思います。
どんな仕事にも”工夫の余地”は必ず残されていることを、忘れないようにしたいですね。
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