1週間毎日ZOOM飲み会を開催したら、仕事できる人はZOOM飲み会でもやっぱりすごい事に気付いた
これ、多分リアル飲み会でも感じていた事だが、仕事できる人と飲み会は楽しい。話題に事欠かないし、ずっと話したいと思ってしまう。「できる人」が多くの気配りしてくれているからだ。
僕の理想とする仕事のできる人は、圧倒的な「メタ認知力の高さ」と、あえて外すことができる「したたかさ」を合わせ持っている人だ。
はじめに
今年に入って本格的にツイッターをはじめ色んな人と繋がることができた。そして、外出自粛。せっかく知り合った人たちと出張の時に会ってみたかったのだがそれも当分は叶いそうにない。
僕が毎日zoomでお酒飲んでたら、会ってみたかった人たちが来てくれるんじゃないの?と思いスタートしたのが「ZOOM飲み会」。
こんなに多くの人が反応してくれたのは「オンライン飲み会」に皆さん興味があったって事なんでしょうが、連日「初めまして」の方が気まぐれに集まったこのzoom飲み会で僕が学んだ点がある。
仕事できる人はZOOMでも話が上手い、いや「巧い」**
1.ネット環境を整える
2.会話の間や相手の呼吸を読み取る
3.言いたいことは簡潔に
4.自然とメンションを送る
5.議論の可能性を消さない
1 ネット環境を整える**
どうしてもzoomでの会話はタイムラグが生まれる。各々ネット環境が違うのは当然だ。だから悪い環境で参加する事は、まるでノイズ発生装置のようになる。フリーズした顔と断片的な音声を垂れ流してしまい、多くのご迷惑をかけてしまう。
つまらないギャグを言っても、「もう一回言ってください!」と何度も聞きなおされたら最悪だ。だからこそ自宅のネット環境を整えるという、至極当たり前の準備を怠らないのは、仕事ができる人だと感じてしまう。
2 相手の呼吸や会話の間を読み取る
発言したいときは発言直後、もしくは会話の間に、トークを差し込む必要がある。これができないとトークの衝突事故が続出する。話している人の呼吸を読み取るのはもちろん、その他の視聴者が「聞いてるだけ」か「何か話そうとしている」のかも観察し、会話の「間」や「呼吸」を読み取らなくてはいけない。衝突事故が起こるときは、かなりの確率で同じ人である事に気付いた。
高等テクニックとして、誰かの会話中に「ウンウン」という相槌を声に出しつつ頷きながら、「私が次に話しますよー」というアピールをするのも有効だ。勝手に僕は「会話の助走」と呼んでいる。
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3 言いたいことは簡潔に**
リアル飲み会のようにテーブル内で複数の会話が生まれる事はない。誰かが話している時は全員が話を聞いている状態だ。そうなると普段の飲み会よりも思ったほど自分の発言量は少なくなる事も多いにある。
そうすると1人が長々と同じ内容を話していると、途端に「またお前かよ感」は一層生まれやすくなる。(これはリアルでも同じ)
1人の会話量が少ないzoom飲み会だからこそ、簡潔に話をまとめ、小気味よい会話ラリーを続けている方が全員の満足度も高まる。
実際に仕事のできる方々は、小気味よく重要なポイントで簡潔に話されていた。(そして僕は長々と話してしまうタイプ。。。)
4.自然とメンションを送る
「自分の考え」だけを話していると誰が反応していいか分かりづらくなる。
チャットでは@〇〇とメンションをつけることができる。会話中では「〇〇さん!」と話を振れば分かりやすいが、毎回特定の人を指名して会話すると、まるで朝まで生テレビの様になってしまう。
そうならない為にも、引用しメンションを付けることを意識して会話を成立させることが大切だ。その為にも「Aさんは保守的」「Bさんは呼びかけたら反応してくれるタイプ」「Cさんは何も言わなくてもガンガン入ってくる」といった参加者の特性をいち早く把握する事も大切だ。
5 議論の可能性を消さない
「可能性を消すトーク」とは何か?
実は話題が盛り上がるときは
1 大きな賛同を受ける時
2 賛否両論が分かれやすい時
つまり
・核心をつくまでもない抽象的な内容
・AもあるしBもあり得るといった終着点
この二つが組み合わさると「議論の余地がない状態」になりやすい。
仰る事はわかるが「・・・確かにそうですね」という納得度の低い受け取り方が増加してしまう。
まとめ
毎日飲み会を開催すると体調が悪くなる。しかし多くの「はじめまして」の方の考えに触れる機会は、こんな時だからこそ生まれた「価値」だ。この数ヶ月で一気に世界の距離感は縮まった。だからこそ、テキストも直接も含めコミュニケーション能力がより一層必要とされる時代になった気がしている。
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