【後編】なぜ熊本に来たのか?
昨日書いた記事「【前編】なぜ熊本に来たのか?」の話を続けたいと思います。
キャリアウーマンはつらいよ
これは、ある案件であまりにもハード過ぎて身も心もボロボロになった状態の時でした。疲れ切った時に、自分の心の支え存在になった運命の人に出会いました。しかし、相手は熊本に住んでいる人であるため、遠距離恋愛は簡単なものではありません。もし結婚することになったら東京から離れて熊本へ行くか、彼に東京に来てもらうかの2つの選択の判断が待ってました。キャリアウーマンにとってはとても悩ましい課題です。
悩みに悩んだ結果、一度切りの人生で大好きな人と大好きな仕事を両方を選べるように、熊本に住みながらMATCHAとして活動したいと考えていました。熊本のインバウンドや観光に関わる方々をヒアリングし、沢山の貴重なアドバイスも頂きました。
運命は突然に
ある日、MATCHA代表の青木とカレーを食べながら熊本で活動展開の可能性について熱い議論しているところ、青木に謎のメッセージが届きました。
内容は言えませんが、熊本に風が吹いてきたと我々が感じました。それからは、周りから熊本関連の話が次々と出てました。信じがたいですが、なんか、熊本に呼ばれる気がしました。
何より、自分の私生活だけではなく、今までのMATCHAが実現できなかったこと、熊本でならできると確信できたのです。それなら、秋まで待つよりかは、夏前のうちに熊本に拠点を移し、早めに地域のことを深く理解し、次のステップへ進むことに決めました。
熊本のポテンシャル
プライベートの理由と別に、私が感じている熊本のポテンシャルはこれらの要素があります。
(1)九州のへそである立地
(2)アジアの旅行者増加
(3)熊本空港の民間化へ
(4)ラオスとの直行便
(5)福岡との格差
『きゅうしゅうのおへそ、くまもと♪』と、くまモンがよく踊る曲の歌詞にも書いてた通り、熊本は九州のど真ん中にあります。九州各地へのアクセスにはとても有利なスポットです。観光のプロモーションはどうしても自分の地域内だけで周遊してもらう戦略を立てることが多い一方、旅行者目線ではせっかく来たなら色んなところに回りたいと考える方が多いです、特に外国人観光客は。
その中、熊本県は北部も南部も、どの広域戦略の中でも適用になります。九州の中では福岡のインバウンド市場は他のところよりダントツ一位になっています。しかし、その一部は福岡経由で本州へ上がり、東京や大阪へ向かうのです。福岡との格差を埋め、九州内の周遊を強化していくのであれば、熊本の存在はとても大きいです。
【参考資料】『2019年3Q 熊本県宿泊旅行統計調査( 熊本県全体 )』
出典:熊本県
今だからチャンスだ!
九州のおへその空港が民間化へ、こここそ国際線誘致が戦略の中に入っているはず!そうです、今だから言える私が見ている熊本は「九州の国際hub」として生まれ変わっていくのです。ポテンシャルの要素にラオス便のことを挙げましたが、これは熊本県民の意識を変えるチャレンジだと捉えます。まだまだ慣れてない「インバウンド」と直面する地域の方々に、私をはじめMATCHAならできることがあるはずです。
数年後の国際線拡大に向けて、沢山の準備が必要です。だからそこ、今は地域のことをもっと深く理解し、関係性を創り上げていく時期になっていると思ってます。
今振り返ってみても、やっぱり熊本に来て正解だったと思います。東京から出張ペースで来るよりも、ここに住んで過ごした方が、地域のヒト・モノ・コトそのものを感じられ、課題もたくさん出てきてます。そして、地元の皆さんとより気軽にお話しを聞けるようになりました。熊本での取り組みはまだまだこれから創っていく段階ですが、数年後の変化を日々楽しみています。
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合わせて読んでみましょう:
【前編】なぜ熊本に来たのか?
村上カオの自己紹介
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