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「ねえねえ、コーチング勉強してるんだよね?」

家内から言われた言葉。家内から話しかけられていたけど、テレビに夢中で無視していた時にかけられた言葉。

心にぐさっとささった。高いお金を出してコーチングを勉強させてくれと頼んで通い始めたコーチング。

一番身近な人の関係性ができていない。これでは、情けない。会社でできても身近でできていないのは身についていない証拠。車の運転と同じように無意識にできるようになりたいものである。コーチングの学びの際に先生からは「頭にコーチングのアイコンをつくりなさい。コーチングは練習しないと錆びつきますよ。日々の鍛錬が必要です」と教えられた。いやいや、家内にはコーチングのアイコンがフリーズしてしまうのだ。

 年を重ねると知らず知らずのうちに不機嫌にみえてしまう。自分では気づいていないからどうしようもない。自分ではいつも感じよくいるつもり。もちろん、明るくふるまっているつもり。でも、他人から見たら、この人機嫌悪いのかな?何か話かけづらいな。ということになってしまう。人によっては、私のこと嫌いなのかななんて思うようなことになってしまっているのかもしれない。

「何かあったの?」同僚から声をかけられる。

「どうして?」

「何か怒っているように見えるよ?」

「・・・・」(そんなつもりはないけど)

特に職場では不機嫌に見えることで、職場の雰囲気に悪影響を及ぼしていることも耳にする。人間は、脳の中にリスクを回避するように組み込まれているので、欠点や不完全なものに意識が働くようになっているらしい。欠点やできていないところを指摘するときには笑顔ではできないな。いう方も言われる方も暗くなってしまう。できれば、いいところを見つけたり、長所を伸ばしてあげる視点の方が明るく笑顔になるな。長所が欠点も隠すともいうしな。どうでしょうか?「なかなか長所もないしな?」なんで思っていませんか?


 そんなときは、承認の言葉が大切なんです。人は承認を求めて生きているといっても言い過ぎではないかもしれません。人の悩みの大半は、他人から批判されていることやそのことに対する恐れや不安が大きいのです。自分の人生を自分で歩むということにいきたくてもいけないのも現実です。私も永年そういう他人からみた自分から抜け出せず、自分の人生を生きてはいなかったなと思いました。その変化のきっかけを与えてくれたのがコーチングの学びでありその中の仲間とのふれあいでした。自分の人生を生きる。そのためにはギバーとして多くの承認をまわりの人に与えよう。承認されることでその人の存在を認めることになる。承認を周りの人にたくさん与えて受け取って回していくことで、愉快で上機嫌な人生を送っていきましょう。笑顔で人を承認、簡単にできうことは、笑顔で明るい挨拶。笑顔になったつもりでなく、ときどき、スマホで自分の表情をチェックしてみるのもGOOD!笑顔の表情でいると声も笑顔になる(笑声)んだよね。エンゲージメントは上機嫌がつくる。上機嫌になるためには笑顔で相手を承認する!これが私が永年接客業に携わり、社員教育にかかわってきた本質的なことなんです。いいところを見つけて、GOOD JOBと笑顔で声掛けしよう!

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