姿勢など(Pさん)
昨日、とある本を精読していた。
自分で精読というのもどうかと思うが、一読して全く意味のわからない部分があまりに多かったため、読み通すには、何度も読み返したり、全体と部分ということに対して意識的に読まなければならないので、自然と精読という姿勢にならざるをえなかった。
その効果があって、小説が書けたという所もある。やっぱり、なんとなく流して読んでいると、自分に対して、何というか、読書が主体的な効果を得られない。能動的な効果というんだろうか。
また、そうしてみてはじめて、書くという行為にも影響が及ぼされる。
一番には、その読んでいた本というのが、文学的なものというのはどう生まれるのか、ということに対してけっこう具体的に書かれたところがあったので、より、書くことに生かすことができた。
最近、天候の変化が激しい。ここ二日の気温の上昇は、具合を悪くする。
同じく昨日、いわばビリーズブートキャンプみたいな、部屋の中でおとなしく出来る、きわめてハードなエアロビみたいなメニューを見つけて、やってみた。これが、謳っている効果そのままだとしたら、えらいもので、全身の筋肉を使って成長させながら有酸素運動ができるというもので、今まで筋力と有酸素という風に分けて計算して運動していたのが、全部吹き飛ぶくらいのものだ。
とうぜん、ある程度ハードなので、ついて行ききれなくて、へばったところもあったが、へばろうが何しようが、とにかく運動が必要なのであり、必要な運動が得られればそれで十分である。あわよくば、今後続けていって筋力増加も見えてくれば言うことがない。
僕は最近、疲れて机の前でずっと座っていることが出来ない。これは一つには単純に筋力低下の問題である。姿勢も悪い。さっき、躰道という、重心をコントロールするとかいう系の格闘技の技術の動画を見ていて、師範曰く「猫背になると身体の前側で呼吸が出来ない。もったいないですよね。
私は受け身を取らなくても受け身を取ることが出来る。(バーン!)床に叩きつけられても呼吸が一切乱れない。衝撃を跳ね返すのではなく通してやる。
まずは真っ直ぐ立つということを極める。これが出来なければいくら練習したって変わらないし、姿勢が変われば、日常生活の全てが練習になる」等々。
僕はこの猫背というのが完全に骨の形で固まってしまっているので、ぜんぜん治らない。昔はもっとひどかった。意識して矯正してやっとこれだ。