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kuzu/NULLの過去作品 (TRPG)

現在、SYDEKICK/F の方をあれこれやっています。基本的な考え方をどうするか、たとえば手続き型のプログラミング言語に寄せるか、極端なことを言えばオントロジーの方に寄せるか。その書き方をどうするか、細かく書くか大まかに書くか、理解をユーザにまかせるかユーザ依存のものを排除するか。などなど、あれこれ行ったり来たりしながら、実際にそういう書き方で読みやすいか理解しやすいかも含めて試行しています。

というわけで、こちらの方の更新ネタがいまいちなかったりするのですが、そこで過去作を紹介しようかと思います。

と、その前に。2023年 5月 13日、14日に開催されるゲームマーケット2023春の出展に当選いたしました。ブース番号は今後となりますが、5月 14日 (日) にての出展です。ゲームマーケット2023春には、コレクティブル・ダイスゲーム (記事の下の方を参照ください) を意識した非コレクティブル・ダイスゲームである "Dice Fight" を新作として持っていく予定です。2人用対戦ゲームであり、合計50個のダイスを使用します。プレイヤーの別を区別することを考えに入れて数えると、ダイスの面の組み合わせが同じダイスは 1セット中に 5個しかなく、合計50個とは言っても量産 (?) によるコストダウンは難しくなっています。そのため、ダイス制作を依頼するというようなことをすると、1セットあたり 2万円といったような現実的とは言えない頒布価格となってしまいそうです。商業展開として何百セットなど大量に作ればその効果によって現実的な頒布価格になるかもしれませんが… そこで、空白ダイスをこちらで購入しユーザ自身でダイスの面に貼っていただくシールを用意し、またルールブックは製本版を作るものとして、フルセットで 4,000円くらい、あるいはゲームマーケット当日以後にすべてデータとしてe-mailによりお届けする場合で 1,000円程度での頒布を予定しています。この 2つの間にもう一段階か二段階のセット内容および価格設定を用意しようかと検討しています。 5月 14日にゲームマーケットに行ってみようかと思われている方は、今後ゲームマーケットのページやカタログにてブースをご確認いただき、ブースまで足を運んでいただければと思います。なお、ゲームマーケットの方のblog (たぶん継続利用できるリンク?) も今後書いていきますので、よろしければご覧ください。

ロゴ的ななにか

さて、では過去作です。

まず 1つめは "Σ-System" です。これは汎用システムであり、いくつか世界設定も用意しています。言い方としてはあまりよくないかもしれませんが、汎用だからという理由から、これと言った特徴はありません。

次は "Δ-System" です。これも汎用ではあるのですが、むしろメタシステムであるとか、今ふうに言えば SRD となるかと思います。特徴としては、数値は使うダイスレスなものです。

3つめは "Luck!" です。これは T.W.E.R.P.S. という簡略な TTRPGに影響を受け、そこからさらに無理やり進んで、PCを表す数字を全廃するということを基本的なアイディアから出発したものです。これも汎用ではありますが、むしろメタシステムであるとか、今ふうに言えば SRD ということになるかと思います。

4つめは比較的最近の、 "Φ-Meta System" です。これは TTRPGのルールというよりも、  TTRPGのシステムを構築する際のプロトコルなりプロセジャーなりといったものです。言葉なり分類としては、 Higher Meta System であるとか、 Meta Meta System といった括りになるかと思います。なお、公開場所が 「小説家になろう」であることから世界設定そのものについての解説は不要と考えた内容となっています。むしろ、「自分が書いたものを参照しよう」といった態度という方が適切でしょうか。現在、世界観・世界設定の構築に関する部分も含める方向での改訂を計画しています。ただし、そちらの公開時期は未定です。

ひとまず以上となります。

この他に、著作権が私だけに属していないものなんかもありますが、それらはそういう理由でここでは挙げていません。また、そもそもルールブックを書く必要もなく、アドリブでTRPGをすることになった場合に使うものもありますが、これは頭の中にあるだけだったりします。書く労力と使う労力を比べると、書く労力は無駄といったようなものです。

上記のようなものが SYDEKICK の着想の根本にあるとも言えますので、興味を持たれましたらご笑覧いただければと思います。

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