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瞳に咲いた虹

時を緩めて咲く花と
紅く染めてく太陽は
いつも無言で姿なす
眺め続けて身を委ね
自然に体溶けてけば
真の心理に辿り着く

過去を促す風吹けば
此所を示した体温が
ゆっくり動き脈を打つ
生きてる証し示すため

夜空旅する月のよに
足跡暗く見えぬども
フィルム焼きつくその姿
なぞるように見つめれば
何も変わらぬ人がいる

唸る右手は文字を打ち
黙る左手息止める
浮かび上がった螺旋の詩
巻き付き心濡らしてく

落ちた雫が私の全て

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