メマツヨイグサ
花の咲いたタイミングを逃したくなかったので天気はイマイチだったが庭のメマツヨイグサで絹と葛を染めた
マツヨイグサの仲間が紫ベースの黒に染まる事は分かっていたがこの草は不思議と私有地に生えている事が多い 後に知人に「アレチヨイグサ」という別名を教わった 豊かな自然の中にはあまり生えず 荒れ地を好む草なのか
とにかく私有地なので なかなかと勝手に採取できず 数年前うちの庭に生えてきたのを見つけたときは嬉しかった 以来タネ取ってはばら撒いており 今年やっと試した でも発芽率はそんなに良くなく、思ったほどには増えない 発芽するのもランダムで時間がかかるのかもしれない
色味を正確に写真に納めるのが難しく 実際の色とは少し違うが紫ベースの濃い色 グレーに染まる葛の繊維も微かに紫がかる
この草のどこにこんな色が潜んでいるのだろうか
葛の糸は紫を含んだグレー
待宵草 別名 月見草、美しい名前
日没後に花を咲かせ 翌日には枯れてしまう
なんとも儚く悲しげな雰囲気が色にも表れている感じがして 何故だろう少し寂しい気持ちになる
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偶然開花の瞬間をとらえた こんな風に一瞬で開花するとは知らなくて驚いた
何ともドラマチックな花
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メマツヨイグサについてはその後ブログも書きました
これを食草とする芋虫、そしてその生命力たるや 本当にドラマチックな草です
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https://sessou-kuzunonuno.tumblr.com/post/627558204153397248/
(2020.7.28記)