葛から繊維を取り糸にし布を織るまでの技術的な事(※1)の伝達・思索・探究を目的として開設しています。葛布または葛糸や葛布制作の技術的な事を知りたい・継続して取り組みたい、あるいは将来それを仕事にしたいとお考えの方等、必要な方にとって、何らかのお役に立てますと幸いです <具体的な内容> ・Kuzunonuno Lab.(※2)で配信した記事のうち2022.11〜2023.11の1年間のものをテーマごとに購読できます。 ・2024年1月以降は日々の制作に合わせてUPされた記事や講座の購読ができます。 ・40分×2回/月、リモートで技術的なアドバイスを受けられるプランもあります。 ・Kuzunonuno Lab.のグループにもご参加可能です。2020.10~2023.11の月〜金ほぼ毎日配信した記事や動画を全てご覧いただけます。 (※1)静岡県に伝統的に伝わる方法に倣っています (※2)Kuzunonuno Lab.:旧 葛布の帯online 葛苧づくり葛布づくりについてオンラインで継続的に学び実践することのできるFacebookグループ 2020.10月〜2023.11月まで運営.
葛苧づくり、葛の糸づくり、葛布織りについて様々な角度から知り学べます。 ※技術的なアドバイスを受けたい場合は「プレミアムプラン」にご参加ください。 ※価格以上の価値を感じていただけましたら、「サポートプラン」へのご参加もご検討くださると励みになります。
特典内容は「ライトプラン」と全く同じですが、サポート機能を追加しました。内容に価値を感じていただけましたらお気持ちお寄せいただけると嬉しいです ※特典内容はライトプランと本当に全く同じです ※技術的な質問をしたい場合は「サポートプラン2」にご参加ください
基本的な特典は他2つのプランと同じ + 技術的なサポートを一月につき40分×2回または80分×1回受けられます。お互いの都合の良い日程でzoomを利用し分からない所を見せていただきながらアドバイスします。ご連絡を取りたいのでFacebookプライベートグループにご参加ください。
雪草 葛布帯 | Sessou Kudzufu-obi
制作における青は藍から頂いています。藍建ては ・生活から出る灰を使って灰汁を作る ・暑い季節を利用する(加温しない) ・発酵により染まる青を目指す(糖分による還元作用には極力頼らない) ことを大事にしています。このマガジンは、その経過の記録です。
織り記録 2024年6月〜
Kuzunonuno Lab.Ⅱで配信した講座のまとめ。2024年より随時更新
2025.8月下旬〜9月初旬 個展開催予定(札幌) この度の開催で5回目となり開業後丸10年の節目となります 開催のご連絡について、メールで直接受け取ることもできます。プロフィールよりリンクしているお問い合わせフォームよりメールアドレスをご登録いただけるようにしていますのでどうぞご利用ください。
メンバーシップ「Kuzunonuno Lab.Ⅱ」今月の配信のテーマは「過去または現代の葛布の生産地または生産者」について。 唐突ですが、葛布制作を続ける上で一度きちんと文章にまとめることが必要だと常々感じていましたので、まとめることにしました。月末ギリギリになってしまうと思いますが、どうぞ今しばらくお待ちください。 全部を書き切れるわけではもちろんありません。できるところまでやってみたいと思います。 カバー写真は庭のマルメロの木の現在の葉の様子。
昨晩一度配信しましたが改めて録音しなおしました。 (内容) ・メンバーシップ3つのプランのご紹介、変更点について ・メンバーシップ開設の目的 ご質問ありましたら何かしらの方法でお寄せください。
皆さんこんにちは。今日は藍染のその後についてのご報告です。
10月も最終日となりました。 先日の葛降り始めの記事に続き、今回は「葛の糸のうねり」についての話です。 私の織る葛布の手法は、多くを静岡県に伝わる方法に倣っています。葛の繊維の平らな光沢を最大限に生かす方法です。具体的には、経糸に細い糸を使い、葛の糸の表面に出る面積が広くなるように経糸密度と織り密度を考えます。密度が粗いと光沢はもちろん出やすいですが布の強度に関わりますので、実用面との兼ね合いを考える必要があります。 さてここまでの話は織りの全体に言える一般的な話ですが、
今月の講座的配信は「葛布の織りはじめ」。機準備の全体に関しては特に葛布だからという特別なことはありませんが、少しだけ葛布的要素も盛り込んでまとめました。動画もあります。ぜひ皆様の葛布づくりや葛布帯への理解にお役立てください。 はじめに 機準備に入る前に「経糸の選定」があると思いますが、それに関しては以前Kuzunonuno Lab.に向けて書いた文章が一つありますのでこちらにご紹介します。 また、私のこのnoteの一番上の検索窓から「経糸」と検索すると、たくさん記事が出
今、2022年に取った葛苧から糸づくりをしています。少し弱くなっているので、年数が経ったから弱くなっているのか?元々弱かったのか?どういう状況で取った葛苧なのか?確かめるために過去の記録を見ました。そこに当時ライブ配信をした動画がフェイスブックグループに残っていましたので、参考までにお知らせいたします。 メンバーシップにご参加の皆様は、facebookプライベートグループ「Kuzunonuno Lab.」にもご参加いただけますので、まだ参加されていない方は参加申請してご覧く
カバー写真は本日の藍甕の様子うかがいのための試し染めの小さな綿布の拡大。今年6月に仕込んだ藍が8月半ばに一度建ち、しかしその後またただの茶色の液体に戻ってしまい、今朝蓋を開けると紫色にギラギラしていたので染めてみたらこんなに青くなってくれた。静かに攪拌すると液体がものすごく重たい。 本腰を入れて毎年藍を建てるようになったのは記録によると2015年からで、途中くじけて2、3年やらない年もあったし、建てるのも一年に一度なので経験としてはまだまだ薄いが、それにしても、これまで続けて
-この配信は、主にメンバーシップ向けですが、公開いたします- おはようございます。メンバーシップご参加の皆様、いつもありがとうございます。今月の配信予定をお知らせします。 その前に少し長たらしい前置きがありますので、目次を設定します。 今月の配信予定だけ知りたい方は、目次から飛んでください。 このメンバーシップについて まず、あらためてこのメンバーシップについてお話します。 このメンバーシップでは、葛採りシーズン以外の時期は、だいたい毎月20日前後に割と大きめの配信を
私のところで織っている葛布の帯の特徴その他について、比較的普遍的にご参考にしていただけそうなことを書いた過去の記事を、一つずつ改めて見直してご紹介していく、ということをしています。しかし当時「割と普遍的」と思って書いていたことでも、年数が経つと変わっていることも結構あり、先日は丸ごと書き直しました。今回も、以前書いた文章をそのままご紹介するのはちょっと違う感じがして、かといって全部が違うわけでもなく、削除してしまうのも当時の私に申し訳ないので、そのまま残しておき、改めてこちら
メンバーシップ向けのお知らせに付随して、話の流れ的に「Kuzunonuno Lab.Ⅱ」の意義のようなことも少し。
メンバーシップに加入すると全編(04:55)を視聴することができます。
メンバーシップに加入すると全編(05:00)を視聴することができます。
当工房における葛布の年間生産量について以前書いた文章があります。今回、この記事を見直し、多少手直ししようと思ったらほとんどを書き直すことになり全く違う文章になってしまったので、書き直さずに残しておくことにしました。 2020年ですからおよそ4年前です。たった4年で、こんなにも変わるものかと思いました。物事の言語化の感覚や、全体から滲み出るモヤモヤが内に籠っているような雰囲気も今とはずいぶん違いますが、何より大きく違うのは「年間生産量」です。これが違うのですから、そもそも、書
今月の講座的配信は「藍建て・藍染め」です。 しかし、これは「講座」ではなく「講座的配信」であるということを、くれぐれもお断りしておきます。ただ単に、私のこれまでの経験から今のところ辿り着いている「今現在行っている方法の記録」にすぎません。ある程度ご参考にはしていただけると思いますが、「教え伝える内容」ではないことをくれぐれもご承知おきください。 藍甕の中はカオスであり、しかしそこに何らかの要素が加わることで一転、秩序を持って動き始める、その「何らかの要素」が何であるかによっ
発酵が減退したかと思われたが復活した。昨日の様子と今日の様子を比較して、糖分による還元が起こっているのか、発酵しているのか、の違いを考察します。