見た動画を紹介する日記(2023年8月30日)第72回:チョコプラのコントの構造が面白くて好き
チョコレートプラネットのコントや企画、怖さや緊張感を感じる場所や対象、大真面目な雰囲気の場所や場面を舞台にオモシロを見せる構造になっていることが多いのだけど(たとえば「怖い顔選手権」もそうだし「いわくなしスポット巡り」もそう)、今回見た『【違法営業】はっくりキャバクラの巧妙な手口』もその基本構造に準じた映像コント。
「どう考えても薄利どころか赤字な会計(500円)しか請求しない店舗オーナー」と「元々5000円ポッキリのつもりでサービス内容を考えたらそれすら安いと思ってたのに、会計請求額が500円と聞いてなんとか5000円どころかもっとサービスに見合った額の支払いをしようとする客」の間のいざこざが「ボッタクリキャバクラ潜入ルポ風の映像と喋り」で描かれていてとにかく面白い。
これもチョコプラのコントの定番の流れとして、キャラ設定や導入部、ある程度のオチは決めているけど、途中、その中で二人が明らかにアドリブをぶっこむ時があって、いつもならそのアドリブに二人がキャラ設定を忘れて笑ってしまうことがあるのだけど(笑いを我慢しようとする時の音から「グギギ」「グギる」などと呼ばれる)、今回は潜入ルポ風映像に忠実に顔にぼかしがかけられていて、その表情を見ることができないのも逆に面白い。
また、声もボイスチェンジャーで怖い人風に変換されていて、言葉遣い、言葉尻の雰囲気だけを捉えたら完全に「ボッタクリキャバクラの強迫する店側の人間と、強迫されても強気に反抗、逆に強迫する客」なのだけど、その中身はひたすらにお互いへの優しさと思いやりに溢れているという世界観、チョコプラらしさ全開。
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