聴いた曲を紹介する日記（2023年9月30日）第203回:Dang Dang 気になる/中村由真

（引き続き現実の都合上、日付に追いつかない日記が続いています……と思っていたらこれは追いついてる！これで一応あとは全然追いついてないのは「見た動画を紹介する日記」だけか）

Dang Dang 気になる/中村由真

とっくに紹介したつもりになっていた曲だけど、note「聴いた曲を紹介する日記」を書く前にSNSでちょこちょこっと書いてただけで、noteではまだ書いていなかったことに気づいたので紹介。

「Dang Dang 気になる」はアニメ「美味しんぼ」のオープニングテーマだった曲。
個人的に「シティポップってたとえばどんな曲？」と聞かれたら必ずこの曲を挙げることにしている。
キラキラシンセとキラキラブラスのオケ、「このタムとスネアの音〜！」となるドラムセット、「だんだん」を「Dang Dang」と表現する歌詞とその世界観、オシャレなメロディ進行、ついでにこの「夜景の見える高層階のレストランで食事」のジャケットデザイン、何もかもが「自分の中のシティポップ像」として完璧で、完璧すぎて「シティポップ=都会的」なはずなのにむしろダサいまである、それくらい完璧な曲（高度経済成長期やバブル時代の日本の都会っぽさが反映された曲が、既存の「ニューミュージック」から切り離されて「シティポップ」としてレコード会社によって売り出された……という歴史的背景があるので、今聴くと「ダサい」と感じるのはそれはそれで正解）。