岸田内閣「ジョブ型雇用」へ面舵いっぱい。日本はどうなるの?自分の思う働き方と備え方。
2023/07/03 朝の5時です。
朝4時に起きてシャワーを浴びて、掃除機をかけ、洗濯機を回すーーー。
今日も新しい1日が始まりました。
最近の気になるニュースとしては首相官邸Webサイトでジョブ型雇用に切り替えていく方針であることが伝えられていることです。
自分は現在BIGTECに勤めているので、すでにジョブ型雇用で定年がない仕事をしています。
【入社した時説明を受けたジョブ型雇用のメリット】
・やる気のある人がどんどん昇進できる
・転職する時に他のジョブ型雇用の企業に転職する場合はそのジョブレベル(±1)でスライド入社できることがある
・組み合わせていくことによってどんどんスキルアップできる
という内容でした。
社内に中卒の方もいてこの職務に入れている事も知って驚きました。
ただジョブレベルでは学歴も求められることがあるのでそのタイミングでリスキリングし、学位の取得を行う必要性があります。
大学はできる限り出ていると有利だと感じます。
●10年間勤めてみて感じることは
【よかった点】
・スタートアップなど必要とされているタイミングに向いている仕事がアサインされれば特に評価される。
・好きな仕事を選べるチャンスが度々来る。
・必要な職務・人物と評価があればポジションに長く配属される。
【デメリット】
・やる気や実力があっても上司と人事AIが評価してくれないと昇進できない。
・自分の部署のファイナンスが悪くてなくなる仕事が追い込まれ足りなくなる恐れがある。
・仲間が転職して10年も勤めるとチームに同期がいないことの方が多い。
・最初に入っジョブレベルが低いと給料が上がりにくいこともある。
といったことを感じます。
・働く期間が短いのでボーナスはインセンティブ支給になるかも
その場合金額は低いかもしれません。
私は昭和60年生まれで自分の両親からの教えは
「いい会社に入って長く勤めて、たくさん退職金をもらいなさい」
「女なのだから、出産と育児期間に保障される企業に入るか公務員になりなさい」でした。
結婚出産を経て、今のこの教えに対しては「子どもに安定を求めたらまあその通りだな」という印象。この言葉が働く上でのバックボーンになっている事も確かです。
ではジョブ制ではどのようにしていったらいいのか?
「いい会社に入って長く勤めて、たくさん退職金をもらいなさい」という教えからネームバリューがある今の会社を選ん入社しましたが、退職金がありません。さてどうしようと思った時に
ちょうどDC(日本版401K確定拠出年金)が始まったので、事業者掛け金と加入者掛け金を最大にして100万円貯められるまでは、提示されている銘柄で一番ハイリスクハイリターンを選んで放っておくことにしました。
会社は国内損害保険市場でトップクラスのマーケットシェアを占める損害保険会社に委託してDCを始めたので私は「他社だし、うちの会社にそんな危ない商品振ってくるわけないのだから提示された中で一番収益率がいいのを選んでも大丈夫だろう」と踏んだわけです。
(一応どういった商品かも勉強はしましたが、運用自体が初めてだったので定期的に開いては状況を確認しました。)
それに伴い、DCについては提供している会社の相談窓口に相談することになっていたので、「もっと違う視点でアドバイスが欲しいな」と思い、当時は仙台駅を経由して通勤していましたので77銀行の証券相談窓口で「少額なんですが、投資で積立したい。会社でDCをしている。」といったことを伝えて投資信託を開始しました。
この時の担当者さんがすごく親切な方でたくさんアドバイスいただいたおかげで無理なく積立して増額できたことが自分の成功体験で自信につながったのだと思います。現在は、インターネット投資環境も整ってきているので手数料の低い証券口座に移動しています。
この時代はiDeCoは始まっていませんでしたので、10歳年下の妹にはiDeCoを奨めました。自分は初めての就職先が自動車の仕事だったので自動車販売厚生年金基金で積立していました。解約した時、少額だったので使い切ったのですが、複利のメリットというものを知らなかったのでiDeCoなど金融商品は離職しても年金を貯め続けられるのがいいところだと思っています。
私にはボーナスがありません。
完全年俸制で1年を4分割して成績が判断され4回インセンティブが支給されます。少額すぎて(2万から5万程度)笑っちゃうので今なら非課税枠運用で投資しちゃったほうがいい気がします。定期的に支給されるのでインデックス投資にはなりそうですね。
もしかするとRSU(譲渡制限付株式ユニット)がもらえる会社も出てくるかもしれないのでジョブ制にはそういった事も期待しています。
出産育児スキームについて。
「女なのだから、出産と育児期間に保障される企業に入るか公務員になりなさい」については、最初全く育児や出産が考えられないけど絶対やりたい仕事(自動車整備士)をしていました。紆余曲折し、28歳で離職する時には工場長の方が気がついていたので、その後押しもあって今の会社に入れた気もします。今の会社は大きいので(多分)育休も大丈夫だろうと思っていました。まあその通りになったので、特にこれをやりたいということがなければ、出産育児スキーム前には雇用保険と育休2年以上。その他福利厚生特典が受けられる会社入られるのがいいかなと思います。(会社や内容は四季報の女性版に詳しく紹介されているので、気になった方は雑誌を見てみてください)
出産育児を経て、復職した私を待っていたのは役2年の産休育休×(子供の人数)のブランクと全く知らない人しかいないチームで働くということでした。不安がありましたが、すでにチーム編成は度々あり、スタンドアローンで成績を出していくことに注力していたのであまり問題がありませんでした。チームのメンバーについてはMTGで自己紹介などを図り、やるべきトレーニングと進捗状況をマネージャーに報告しつつ、現職との壁を埋めていった形です。ここで気づいたのですがジョブ制だと必要なスキルが明確なことが多いので復職も転属もそこまでプレッシャーを感じる必要がないです。それはメリットかもしれません。
私もこれからライフステージが私1人だけでなく家族の都合で様々なスキームに入っていくので個人的にはジョブ制大歓迎です。
時代に合った働き方を模索し、楽しく仕事しましょう。
6時半になりました。1時間半かかったか。。もっと早く文章が書けるようにならないとダメですね〜、頑張ろう。