衆議院選挙の前に!「YOUTH QUAKE」
今回は、今週末にある衆議院選挙の前に読んで良かったなあって思った本について、書きます*
読んだ本はこちら!
「YOUTH QUAKE」
U30世代がつくる政治と社会の教科書
編著:NO YOUHT NO JAPAN
読んでいて溢れてきた想いをダラダラ書きました!ご興味がある方は、読んでくださると嬉しいです!
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「U30」という言葉と、可愛くてツボなデザインに目が惹かれた。衆議院選挙の前に手に取れて良かった。
ある程度の人間社会の酸いも甘いも知って、消えたくて泣き続けた日々も、調子に乗って浮かれた日々も経験して、思い描いていたアラサーとは違うこんなアラサーになった今になって、思う。
「え、政治って大切だったの?」
学校では、机上だけで、政治を教えられた。
友だちとは、政治について話すことがなんだかタブーだった。
喉の奥が痛くなったページがある。
No future,No childrenというカナダの大学生が始めた気候変動対策強化を求めるムーブメントについて紹介されているところ。
P.19
このスローガンは「地球温暖化や環境破壊が進み、壊滅的な未来しか待ち受けていないのなら、こんな不安だらけの地球に新しい命を産み落としたいとは到底思えない」という若者世代が抱える将来の地球への大きな不安を反映したものになっています。
似たようなことを東日本大震災のときに想ったことがある。原発事故があって、住んでいる街の放射線量が増えていると知って、高校生ながらに、将来の自分の健康と、子どもを産むということに不安を感じた。
地球温暖化が進んでいることも、教科書とかで調べるまでもなく、毎年、夏がやってくると、ジリジリと痛いほどに、分かってしまう。
今年のノーベル物理学賞が、温室効果ガスによる地球温暖化を科学的に証明した米プリンストン大学の真鍋叔郎さんに贈られたことが、連日、報道されて、自分が住む地球を守っていきたいって、改めて考える機会にもなった。
他にも、ここには書ききれないほど、読んでいて、手が震えてくるような、自分では気づけないけど、自分に関わりすぎている、側にある目を背けたく事実を、この本は、教えてくれる。
この人間社会、どうなっているのか。
このままでいいのか。
自分は、この人間社会で、何をしているのか。
何ができるのか。
政治が全てではないと思うけど、人間社会でないがしろにしちゃいけない要素のひとつだと思う。自分も含めたたくさんの人のルールも、たくさんのお金の使い方も決められる力があるから。
ちっぽけだけど、自分も、たくさんの人の中に、ちゃんと存在する当事者のひとり。できることを探して、考えて、行動したい。
唇をかみしめながら、最後のページを閉じた。
おわり