ツバメ観察~~~ステルスツバメとDQNツバメ
我が家に最初にツバメが巣を作ったのは3年前の2015年。 翌2016年までは、年に1回やって来ていたツバメ。2017年からは 春早めに一度、巣立つとすぐ次のペア入居。今年も一回目は早かった。でもうまくいかなくて、無常を感じ、もう今年は来ないかな?ってところに遅く第二ペア。
6回のツバメの子育てを見て気が付いたことを書きます。全く深くない、単なる「ツバメ観察」です。
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一番最初に来て巣を作ったツバメは最初からペアでした。ほぼ1日で巣は作られました。大家(私)の心配をよそに、周りを泥だらけにして作ります。乾いた草に泥を付けて運ぶのですが、運ぶ時、巣を作る時、周りに泥が飛び散ります。
その後、その巣を使うツバメ達は最初からペアで来たのは一組だけ。あとは、1羽だけで巣の様子を確かめているのか、巣を決めてからペアを募集するのか、もう1羽は近くにいるのか、ともかくしばらくは夜に巣にいるのは1羽だけです。
ペアで巣に来るようになると、そこから一日に卵を一つ生みます。6個になると温めます。夜はメスだけが巣にいたり、2羽とも巣にいたり。抱卵中もそんなにずっと巣にいることはなく、結構お留守なことが多いです。
そして、温めてから一週間くらいで孵ります。6日かかって6個生んでも、温めるとスイッチ入るのか、孵るのはほぼ同時です。
親は明るいうちはせっせと餌を運びます。毎回ではないようですが、子育て応援ツバメがいる時があります。どう数えても、餌運びのツバメが多かったりします。そして、巣立ちの時や飛ぶ練習の時もサポートが親以外もいたりします。今年の二回目のペアの時は巣立ち後すぐに、8羽で行動していました。親2羽、子供4羽(2個の卵は孵らなかった)、サポート2羽。巣立ってすぐ台風が来て、家の隣の電線に並んでとまっていたツバメを心配してみていたんですが、2羽づつの幼鳥を両側から親とサポートが挟んでとまってガードしてました。ツバメの社会、ちょっと子育てしやすさは人間以上かも。
子供たちは孵ってすぐは目が開いてません。なので、スマホ画面にも、ぴいぴい鳴きますが、3日目くらいからは、スマホ向けるとピタッと動かなくなります。たぶん、カラス対策でしょうね。見えるようになると、親以外(サポート含む)には鳴きません。
ところで、私はツバメの個体の区別はつきません。
表題のステルスツバメとDQNツバメの話ですが、見ても区別はつかないのですが、ツバメにもどうやら性格があるらしいです。
鳴き声も少し違います。
巣の使い方、フンの仕方。
今年最初の子育て失敗したペアは、ダンナさん曰く、DQN。今までのツバメ達は、卵が孵るまでの大人だけの時にはほとんど巣の近くでフンをしないんです。子供は飛べないので、おしりを外に出してフンをしますが、大人はしない。それが、このペアは、2羽ともしてました。そして、2羽とも身繕いが下手でなんかボサボサでした。
ずいぶん遅く、7月に入居した今年2回目のペアは、私が数日気付かないほど、静かでした。去年のツバメは声自慢なのか、「虫喰って、土喰って、しぶ~い。」と聞きなしされる鳴き声をこれでもかと聞かせてくれたものですが(早朝うるさい……)、ほとんど鳴きません。声も小さい。子供達も今までのひなと違って、餌の要求の声のボリュームが3割くらい。遺伝なのか、家訓なのか。親だけの時にはもちろん、一度も下にフンが落ちていることはなかった。
もうね、毎年の楽しみになっているので、来年も来てほしいなぁ。
出来たらお行儀のいい、子育て爽快なツバメが。
うん、あのね、大した事書いてないんだ。そしてこれからも書かないと思うよ。それでも良ければ止めはしない(笑)ありがとうございますです。