クズ人生番外編1〜理由あって、ギャクタイ!〜
私のクズ人生の本筋の裏で起きていた事を番外編として書こうと思う。
私が学校でクソプロデューサーから失墜した頃、(クズ人生6参照)家庭環境は徐々に崩れ始めていた。
私が小学校2年生の頃から父親が何を血迷ったか4つ歳の離れた兄に躾と名打ち虐待をし始めたのだ。
水を張った風呂に何度も顔を沈めたり、部屋の隅に追いやり殴る蹴るなどの行為をする等かなり酷かった。
とある日、私が保育園の頃から貯めていた貯金箱が突然空になっていたという事件が発生し犯人探しが始まった。
兄は一目散に私に駆け寄り
「お兄ちゃんはずっと(自分の)部屋に居たよな!」
と、言った。
当時、兄だけは自分の部屋があったのでそこにずっと居たと不自然にアリバイを証明してきたのだ。
今思えば不自然すぎるのだが、幼かった私は兄がそんな事するわけないと思って
「うん、居た居た!」
とあっさり返答してしまった。
こうなると親は警察に被害届をだすと言い始めたが、まぁそれは直ぐ近くに居た犯人を燻りだすためであった。父と兄が兄の部屋に入って話始めたのだが2時間ほど経つと怒鳴り声と共にいつもの父親の虐待が始まった。
怖かった私は母親と震えていると、2階にあった兄の部屋のドアが勢いよく開いた。
間髪入れずに、何かが階段から勢い良く転げ落ちる音が聞こえた。
見に行くと階段の踊り場でかなり痛そうにしながら兄が泣いていた。
階段の上には父が立っていた。母が心配そうに兄を起き上がらそうとすると兄は悲痛な声を出しながら激痛を訴えた。
急いで救急車を呼んで病院で診察してもらうと肩の骨にヒビが入り脱臼していた。
全治2ヶ月ほどだった。
何故こんな事を父がしたかというと、まぁお分かりの通り兄が私の貯金箱の中身を盗み、殆どを使っていたのである。
その事で父親は殴る蹴るだけではなく階段から突き落としたらしい。兄の行った行為は許されないが父はやりすぎである。
この事だけでは無いのだが、こういった事を始めとして今でも兄は父親を憎んでいる。
私もこういった家庭環境から学校でのいじめ(クズ人生6参照)について相談などは出来なかった。
だが、これだと母親はまともなのではないか?と思われるがまだ毒親の片鱗を見せていないだけなのである……
また、番外編として記したい。
今回はここまでにしておきます。
親の教育は大切。
全国の親御さん、子供をきちんと育てて下さい。