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【インドネシア帰国】(2020年12月最新)成田空港到着から入国までの手順

インドネシア滞在から帰国しました。日本政府は水際対策として、成田空港に飛行機が到着しても、すぐには入国できません。2020年12月現在の成田空港での入国手順について解説します。海外から帰国する上での参考にしてください。

質問表WEB入力方法

まず、帰国便に乗る前に、チェックインカウンターで質問表WEBに関する案内用紙が配られます。用紙には、質問表WEBのご利用方法が記されており、事前にインターネットが繋がっている場所で、アクセスして事前記入しておいた方がスムーズです。

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厚生労働省・検疫所 質問表Web
https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp

QRコードをスマホのカメラを読み取ると、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策質問回答受付画面に移ります。パソコンで入力して、最後のQRコードを紙で印刷も可能です。

最初に言語を選択します。現在、日本語、英語、中国語、韓国語が選択できます。

①入国者情報を記入
日本到着日
利用航空会社、便名、座席番号
氏名
国籍
性別
生年月日

②日本滞在情報を記入
日本国内の住所を入力
住所が不明な場合、宿泊・滞在先を入力
日本国外に住んでいる人は、出国予定を記入

③流行地域滞在情報
過去14日以内に流行地域に滞在していたかどうか
その国を直近3か国選択します

④体調情報
発熱せき、感染患者との接触(または可能性)、体調に異常があるか、解熱剤、風邪薬等の使用可否、日本到着後の待機場所、公共交通期間を使用せずに移動方法を確保しているかを選択

⑤フォローアップ
14日間、保健所から電話連絡で健康状態を確認するが、健康状態の確認方法としてLINEアプリか、AIによる電話連絡確認に同意を求められます。
LINEアプリをインストールしている電話番号を記入します。
また、その他の連絡で使用できる自宅の電話や家族の電話を記入します。
また、メールで連絡する場合もあるので、メールアドレスを記入します。

ここまで入力して確認画面があり、間違っていれば修正します。
最後に回答終了のボタンを押すと、QRコードが出る仕組みです。

印刷して紙で持つのも可能ですが、スマホの場合は、そのまま画面のスクリーンショットを撮影して保存しておきましょう。

インターネットは、最初のアクセスに使用するだけなので、最初の①の入国者情報の画面さえ出しておけば、機内等でネットが使えない状況でも入力可能です。

日本に到着してからも入力できますが、すべて入力終了するまで10分程度時間がかかりますので、前もって入力を済ませる方がスムーズです。

飛行機到着後降機まで待機

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順調に飛行したJAL720便は、定刻より約30分早い15時40分の到着でした。成田空港第二ターミナルスポット62番に到着しました。62番スポットは、本館に最も近いスポットが61番ですので、その隣となります。ゲートブリッジが接続され、ドアが開きます。すぐに検疫官とCAが話をしてしばらく機内で待機するよう指示がありました。どうやら、バンコクからの到着便が先に到着していて、検査がまだ終了していないため混雑しているとの情報でした。

まず入国検査の関係ない乗り継ぎ客を降機させるとのアナウンスがありました。1番前の席だったので、どれくらい乗り継ぎ客がいるのか数えていたところ、80名位降りていきました。意外と乗り継ぎが多く驚いていたところ、実際の乗り継ぎ客は50名程で、残りはアナウンスをきっちり聞かずに降りた外国人でした。一部は座席に再度戻されていましたが、大多数は、ブリッジ外で待っているように要請されたようです。

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飛行機到着から20分程したら、ようやく降機開始のアナウンスが入り、機内から出ることができました。先に降機してしまった成田入国の外国人達が2列に並んでいました。外国人対応と日本人対応が違うと思い、外国人に列を横目に先に進もうとしたところ、検疫官に止められ、外国人の列の最後に並ぶようです。狭い通路に蜜になりながら並ばせるのはどうかと思いながらも、並び直しました。

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全員が飛行機からでたところで、ブリッジから本館に移動しますとアナウンスがあり、ぞろぞろと動き始めます。

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途中に国際線の乗り継ぎ場所近くで、椅子が複数並んでいます。こちらは、外国人のための検査が行われるらしく、先に並んでいた外国人がすべてこちらで待機するようです。どうやら入国書類関係を事前に調査するようです。

検査手順

①受付
日本人だけは、そのまま前進すると受付カウンターがあり、どこから到着したかと聞かれ、インドネシアですと答えると、紙に2週間の滞在期間を設定され、日本での待機場所を記入します。記入例としては、自宅やホテルと記入するようです。

②唾液による抗原検査
次に、検査となるようですが、唾液による抗原検査を実施します。番号のシールを紙に貼られて、容器にも同じ番号を貼ります。各ブース内で、唾液を取るのですが、これが意外とでないです。泡ばかりでてしまい何度も試しても、溜まっていきません。どうしても出ない場合は鼻から採取も可能ですよ、と言われましたが、なんどか挑戦して指定の容量まで採取する事ができました。検査官に採取容器を渡します。

③待機場所に移動

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次は、待機場所ですが、一旦第二ターミナルのサテライト側まで移動するようです。本館内での導線内で待機場所が確保できるスペースがないので、どうするのか疑問でしたが、ようやく理解できました。現在はサテライトをすべて閉館にしていて、飛行機も到着させないようになっていて、その代わり待機場所として開放しているようです。通常は歩くことがない、帰国時に歩く通路を逆に歩いていきます。夕方で、空港内で駐機する飛行機が綺麗でした。

④質問表WEB確認
サテライトに到着すると、質問表WEBに入力済かどうか尋ねられます。事前に入力していれば、そのまま通過します。その後、さらに受付があり、パスポートと記入用紙を担当に渡し、チェックが行われます。手前に読み取り装置があり、質問表WEBのQRコードを読み取りします。記入内容のチェックや待機場所等の再度質問があり、空港からの移動手段も質問があります。公共交通機関での移動が禁止となっているため、自宅からの送迎やレンタカー、ホテルの送迎等であれば、問題ないようです。

⑤待機場所確定

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すべてのチェックが終了すると、待機場所の席順が決められ、検査結果がでるまで、指定の椅子で待機となります。

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待機場所は、AとBに別れているため、到着飛行機毎に区別するようです。私はA-3が割り振られました。待機場所で待っていると、外国人達もぞろぞろやってきます。

⑥検査結果判明
しばらく待つと検査結果を告げるアナウンスがあります。番号で呼ばれると検査結果を確認できます。番号がアナウンスされ、呼ばれた人はこちらに来るようにと手招きされます。検査番号を告げると、検疫官が座っていて番号と照合します。

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無事、陰性でした。ピンクの紙を渡されて、この紙を入国審査官に見せるようにと説明があります。検査したのが16時15分、17時05分に検査結果判明アナウンスがありましたので、約50分間で結果が出ました。

⑦入国審査

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その後再度サテライト側から本館に移動します。外は太陽が既に沈み、暗闇の成田空港になっていました。ピンクの陰性の紙を見せながら、イミグレーションを通過、その後荷物受け取りとなりますが、既に荷物がレーンからすべて出されて、綺麗に並べてあります。

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外国では荷物は放置されレーンを周り続けているでしょうが、日本は親切です。自分の荷物を受け取り、無事に外に出国となりました。

⑧出国

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到着ロビーに出られた時間は17時20分です。17時30分に車で迎えに来てくれたので、そのまま自宅まで帰ることができました。

到着から出国までの所要時間

飛行機到着が15時40分でしたので、機内から出国までの所要時間は1時間40分かかりました。これでもかなりスムーズな方だと思いますので、通常であれば出国までの時間は早くても到着から2時間はかかると思った方が良いと思います。自宅から迎えを頼むのにも到着してから連絡し、2時間後に来るようお願いすると待たせずに済みます。

まとめ 入国手続が複雑

以上が入国までの手順ですが、質問表WEB等の入力は事前に済ませておきましょう。その後も検査や確認作業など手続にかなり時間がかかりますので、事前にできることは済ませておくと焦らず安心できます。

入国する際の水際対策に、検査する側も多くの人員を抱えて手続きを行っているため、かなりの労力がかかっている事が理解できます。日本政府側も苦労が見えますが、安心して入国できるのには、ここまで必要かと思わせる程、手続きが複雑化しています。

日本人でさえ、スマホ操作ひとつとっても慣れていないと分かりづらいところでもあり、今後観光客等人数が増えた場合は、さらに時間もかかると思われます。

現在のところ、出張者、駐在者の帰国や外国人留学生や研修生等だけの入国であり、到着便も限られているため捌ききれていますが、なかなか日本の入国ハードルは高いと感じます。

来年に向け、ビジネストラック等でさらに入国者が増えた場合、どう対策していくのか推移を見守りたいと思います。

帰国の際に参考にしていただけると幸いです。

※こちらの情報は2020年12月時点の情報ですので、手続き等変更になる場合もありますので、ご了承ください。

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kenhappy
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます。サポートしていただければ、いつも新鮮な魚を獲ってきてくれるインドネシア南スラウェシ州マカッサルの漁民達が少しでも生活が豊かになるような、国際協力に役立てさせていただきます。今はコロナでインドネシアに行けませんが来年から本格始動します。