【COOインタビュー】COO中里が語るクウゼンの現在と未来
こんにちは!クウゼン広報PR部です😊
今回は、入社3年の節目を迎えたクウゼンのCOO中里 航平さんのインタビューをお届けします!
入社当時と現在を比較すると、組織の規模が4~5倍にも大きくなったと語る中里さん。COOとしてこの3年で取り組んできたことや組織の変化、そしてこれからチャレンジしていきたいことまで詳しく聞いてきました。ぜひ最後までご覧ください!✨
▼2021年、中里さん入社時の記事はこちら
最初に改めて、簡単な自己紹介をお願いいたします。
はじめまして、クウゼンの執行役員COO、中里です。
新卒で欧州系の戦略コンサルティングファーム、ローランド・ベルガーに入社し6年間ほど勤めた後、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールにMBA留学しました。MBA取得後はGoogleに入社し、1年半ほど東京、その後の2年間はシンガポールのAPAC拠点でGoogle広告の営業戦略構築・営業オペレーションを担当しました。帰国後は、AI・データ活用のスタートアップ、フライウィール社にお世話になり、2021年10月クウゼンに参画しました。
クウゼンではCOOとして、営業・マーケティング・カスタマーサクセスなどを含むビジネスチームと、プロダクトロードマップや新機能の仕様などを決めているプロダクトチームの2チームで責任者をしています。
入社してから約3年、COOとしてどのようなことに取り組んでこられましたか?
主に3つのことに注力してきたので、一つずつお話します。
まず1つ目は、組織づくりです。
私が入社した当初はまだ会社の規模も小さく社員たちは様々な業務を兼任していました。そこで、「The Model型」と呼ばれる組織体制・役割分担をクウゼンに合ったかたちで導入してきました。
また同時に、事業成長にあわせたビジネスチームの拡大にも取り組んできました。この3年で組織規模が4~5倍にまで拡大しており、特に直近の1年ほどはマネージャー以上のポジションを充実させ、積極的にデリゲート(権限移譲)するようにしています。
組織を大きくする際には、いかにカルチャーを維持しながら拡大させるかという点に特に気をつけています。
私たちのカルチャーにフィットする方に入社していただくのはもちろんですが、入社直後に私自らが新入社員へのオリエンテーションを行っています。クウゼンが掲げているValuesの重要性やそれ以外にも重要だと思っていることを直接伝えさせていただいています。
2つ目は、行動指針を明確にして、組織全体に落とし込むことです。
組織全体で、取るべき行動・避けるべき行動がどんなものなのか、全員が同じ理解をもっている状態を常に目指しています。例えば、クウゼンのCorporate Valuesの1つに「Client First」がありますが、具体的にどんな行動が「Client First」なのかを全員が理解し実践している状態をつくることを意識してきました。
また、各チームを束ねるマネージャーには、マネージャーとしての行動指針「Manager Values」を設定しています。半年に一度おこなっているマネージャーオフサイトで議論し改善しながら意識し続けています。
Manager Valuesの1つに、「『ありがとう』から始める」があります。メンバー一人ひとりのクライアント様や当社への貢献に対して、感謝の気持ちを伝えることを忘れない組織でありたいですね。
3つ目は、LINE活用支援領域の事業の土台を創り、成長させることです。
私が入社した当初は、チャットボットを活用した業務改善のご支援が事業の中心でした。その後、LINEを活用したマーケティング施策のご支援も本格的に行っていくという意思決定を行い、会社全体で注力してきました。
私たちのプロダクト「クウゼン(KUZEN)」は、様々なチャット型のプラットフォームに対応している拡張性の高いプロダクトです。それがこのような新しいセグメントへの事業領域の拡大を可能にしていると思います。
特に最初の1年ほどは、お客様がどのような課題を抱えていらっしゃるかを理解するために泥臭く駆け回った時期でした。業種やフェーズも多様なお客様それぞれが抱える課題を一つひとつ丁寧にヒアリングさせていただき、それらの課題を解決できるようプロダクトやサービスの開発を進めていきました。
その甲斐もあって、現在も高い成長性を維持しています。プロダクトやサービスに対して非常に高い評価や信頼をいただき、お客様からのご紹介や口コミからのお問い合わせが増えていることはとてもありがたいです。
これからビジネスチームをどのようにしていきたいですか?
一人ひとりのメンバーやマネージャーがさらに裁量をもって活躍できる職場にしていければと思っています。私の役割は、半年先や数年先どういう状態になりたいのか、どこに向かいたいのかという「目指す未来の状態」について丁寧にコミュニケーションを取り、ビジネスチーム全体が同じ景色を目指して進める状態をつくること。そこにどのようにたどり着くかを、一人ひとりが自律的に考えて実行するチームでありたいです。
また、クウゼン内でより多様なキャリアパスを描けるような環境もつくっていきたいと思っています。CSからプロダクト、マーケからCSなど、他の分野に挑戦しやすい環境にすることで、メンバー一人ひとりが自分の望むキャリアを描けるようにサポートしていきたいです。
これからクウゼンのサービスをどんなふうに進化させていきたいですか?
私たちには常に、「単なるSaaSベンダーではなく、お客様の事業パートナーでありたい」という強い想いがあります。
単なるLINE運用ツール・チャットボットのご提供にとどまらず、それらを活用した事業成果の創出やオペレーションの大きな改善にまで伴走するパートナーでありたいと思っています。
最近も、あるプロジェクトのキックオフミーティングに先方の経営陣の方がいらっしゃり、「これは会社全体の今後を左右する大きなプロジェクトです。ぜひよろしくお願いします」とおっしゃっていただいたことがありました。とても身が引き締まったと同時に、嬉しさもありました。
クライアントのご構想を幅広く実現できる高機能・多機能なプロダクトをさらに強くすること、ハイタッチでクライアントに寄り添ったカスタマーサクセスをより拡大していくことを通じて、最も頼られるパートナーであり続けたいと考えています。
これからのクウゼンを、どんな人と創っていきたいですか?
まず何よりも重視しているのは「思いやりのある人」です。隣に困っている人がいたら迷わずに助けられるような人に来てほしいですね。そういう人が集まっているチームですので、そういった方がフィットすると思います。
マインドの面では、「自分で事業を牽引したい、会社を良くしたい、社会に価値を出したい」という意欲のある人ですね。与えられるのを待つのではなく、自分の手で何かをつくったり生み出したりしていく主体性のある人が来てくれたら嬉しいです。
また、スキル面で言えば「考えることと行動することを、高いレベルで同時にできる人」かなと思います。それぞれ職種や部門ごとに求められるスキルはもちろん異なりますが、共通して大切なのは行動しながら考えられる、考えながら行動できる能力です。事業フェーズ的に、新しいことにまずチャレンジしながら軌道修正し、よりよいものにしていくことが求められるシーンが数多くあります。考えすぎて足が止まるでも、無謀な行動ばかりに終止するでもない、思考と行動を両立させられることが大事かなと思います。
最後に、今後に向けた意気込みをお願いします!
大変ありがたいことに、導入社数や事業規模は順調に増えており、多くのクライアント様に「クウゼンだからこの構想を実現できた」といったお声をいただいています。これまで以上にこういったお声をいただけるように、引き続き取り組んでいきたいと思っています!
中里さん、ありがとうございました!✨
3年で組織やサービスを大きく前進、成長させる推進力となった中里さんのこれからの活躍も楽しみですね。
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