【CEO x VC対談 後編】空前絶後のチャレンジに取り組むコンシェルジュのビジョンとは?
こんにちは!
コンシェルジュ広報PRです。
今回の投稿はCEO x VC対談前編の続き(後編)です。
VCが感じたコンシェルジュの強みから、早速ご覧ください🔥🔥🔥
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コンシェルジュの強み
太田: 坂本さん、 岩澤さんが考えるコンシェルジュの強みって何ですか?
坂本:ずばり、テクノロジーフォーカスですね。
太田さんはテクノロジーに対して非常に強い想いがあり、「KUZEN」を使ってみるとその強い想いがプロダクトにも表れています。
スタートアップによっては先んじてマーケティング、PRに力を入れる企業もあります。もちろんそれらも非常に重要で、どこを重視するかについては、色々な戦い方があるべきだと思いますが、私はまずはテクノロジーを重視するベンチャーが好きです。
コンシェルジュはまずプロダクトの作りこみにしっかりとリソースを投下している点が素晴らしいと思いましたね。
あとは、先ほど申し上げた通り、誠実で、謙虚な太田さんがCEOであること自体がコンシェルジュの強みじゃないでしょうか。
プロダクト、テクノロジーへのこだわりと、共同創業者でCTOの白倉さんや、チームメンバーのへの愛を感じます(笑)。
スタートアップってホントに難しいので、時にはゴリゴリにチームを厳しく絞ってやらないと、サービスや製品はなかなか立ち上がらないと思っています。
でも太田さんの良いところは、もちろん難しい局面も沢山経験されているんでしょうけど、あまりそういうところを感じさせず、ひょうひょうとしたマネジメントスタイルで、それでいて、しっかりとしたプロダクトを開発出来ている。これは優れたマネジメントなんだろうなと思いますね。
岩澤:私が考えるコンシェルジュの強みは、ミッションのクリアさですね。
大体PMFが終わって、Go To Marketという、シリーズA前後のタイミングだと、まだまだプロダクトに迷いがあって、プロダクト自体がブレたりする会社も正直少なくない印象なんです。
でもコンシェルジュは「対話を自動化して世界を変える」というミッションが非常にクリアで、やるべき事が明確であり、正しい高さ、正しい方向を向いている事が、一番の強みだと考えます。
(「対話を自動化して世界を変える」コンシェルジュはそんな空前絶後のチャレンジに取り組んでいます!)
コンシェルジュのビジョン
太田: コンシェルジュは1,2年前までの「どっちの道に行けばいいのか?」、いわゆる道なき道を進む状態から今ようやく道が見えてきた感覚があります。
「対話を自動化して世界を変える」というコンシェルジュのミッションの下、必死に模索してようやく光が見えて来た感じですかね。
マクロ的な観点でいうと、通信手段としての手紙、電話、メールと進化し、今のチャットあるわけで、電話やメールは自動化手段が発達しており、チャットの自動化は必然的な流れだと考えています。
今後、「KUZEN」が社会のインフラとしてあらゆる対話インターフェースの裏側に存在することが一つの理想形ですね。
Horizontal SaaSとして様々な業界で使われ、「KUZEN」が存在することでやがて働き方が変わっていく、そんな世の中を創造していきたいです!
坂本:いつも謙虚で控えめな口調の太田さんでも、熱心に「世界を変えたい」とビジョンを語る時は熱いですね~。改めて素晴らしいと思います。
(熱心にビジョンを語っていた太田🔥)
岩澤:今後労働人口が減っていく中で、コミュニケーション(対話)の自動化は必然的な流れです。
今も色々なチャットボットのプレーヤーが存在していますし、今後も登場してくると思いますが、最後に勝敗を分けるのは、いかに顧客に向き合うのかという点に尽きると思います。
一番温度感が高いコミュニケーションが自動化されていく世界観なので、
そこにはカスタマーサクセスがしっかりお客様に寄り添って、ニーズをしっかり把握した上でプロダクトと共にソリューションを提供していく事が不可欠だと思います。
逆に、太田さんは今コンシェルジュが持つ課題、今後解決すべきことは何だと考えますか?
コンシェルジュが持つ課題
太田:課題はいつも存在するんですが、強いて現時点の課題という意味では、まずは多くの方に「KUZEN」そのもの、そしてその付加価値を知ってもらう事が大きな課題ですね。
認知してもらうための広報PR・マーケティング活動を行うためには、それ相応のリソースが必要であるため、しっかりと注力していきたいですね。
2番目の課題は、どのスタートアップでも共通だと思いますが、いわゆる組織作りです。
今まではマネジメント層以外は基本的にフラットでやってきており、あまり組織化を強く意識していませんでした。
しかしながら、今後人が増えてくるにつれ、しっかり会社の方向性、ビジョンを全体に浸透させるためには中間層のマネージャーがおり、その下にまたメンバーがいるような階層構造を構築していかざるを得ないと考えています。この組織化については新たなチャレンジだなと感じていますね。
坂本: これまでは太田さんが会社の運営を全体的に見れていたんですが、今後社員が増えるにつれ、見れない事が出てくると思いますね。
私の考えるコンシェルジュの課題は、一番ペインが深い顧客は誰なのかというフォーカスが完全に定まっていない、もう一段掘り下げてこの顧客だ!というフォーカスを決めていく必要があると考えます。
(コンシェルジュが持つ課題について真剣に考えてくださった坂本さん💪)
太田:その点については、まさに創業当時から議論を続けているんですよね。
今後は、市場の変化、ユーザーの期待値、色んなパラメーターが変化する中でしっかりと顧客と対話を続けながら対応していきたいと思っています。
過去、プロダクト自体が若干不安定な時期もありましたが、現在はだいぶ安定感が増してきたこともあり、顧客の要望に十分対応できるフェーズになりました。ここ1、2年でしっかりこの課題を解決していきたいと考えています。
岩澤:海外は日本以上にDXが進んでいますが、海外進出は考えていますか?
(海外進出のチャレンジを積極的に勧める岩澤さん✨)
太田: 海外進出にぜひチャレンジしてみたいですが、まずは日本で占有率を上げてからチャレンジしたいですね。
やはりリソースをどこに投下するかが戦略の肝であり、すべてを同時並行で進めることは難しいため、国内で一定規模まで成長することにまずは注力したいなと。
海外進出においては、その国、地域にどんな課題があって、そのマーケットにどう展開するかをしっかり見据えてやるべきだなと思います。
どの国であっても顧客と向き合うことは変わらないはずなので。
我々の持つ強みをどこで活かせるかをしっかり議論した上で、海外でも「KUZEN」を提供することを想像するとワクワクしますね。海外進出にチャレンジしてみたいことは間違いないです。
これからの経営戦略
太田:今のコンシェルジュは、創業してから組織自体がそこまで大きく変わっていないんですね。
ただこれからはいい意味で、外部から新しい血を入れてマネジメント層をもっと厚くしたりだとか、新しいアイデアを取り入れて、非連続の成長を遂げられるようにチャレンジしていきたいと思っています。そのためにも、多少の波風ではびくともしないような安定感のある組織にしていきたいですね 。
採用に力を入れ、良い人に思い切って投資する、人への投資がこれからの経営戦略として大事なんじゃないかと。
良い人を採用するためには、 会社としての認知度を上げ、ビジネス面での実績も同時に上げていく必要があります。その上で、我々のビジョンやミッションに共感してくれる方にはぜひ来ていただきたいです。
岩澤:限られた経営チームでここまで成長できたのは、想像するとゾッとするほど凄いですね(笑)
今後、マネージャー陣、マネジメント層を厚くする事は、コンシェルジュにとっては必要不可欠だと思います。
外部から新しい血が入ってくる、または中から成長した人材が上がっていって経営を支える、こういったハイブリッド型の組織になっていくとより良い化学反応が起きるのではないかと思いますね。
太田:素晴らしいチームメンバーで、社内で良い化学反応を起こせるように今後も全力で頑張りたいと思います!
では最後に、コンシェルジュへ応援のメッセージや、期待している事を教えてください。
応援メッセージ
坂本:今回の資金調達は、我々の初期投資としても大きい金額です。
コンシェルジュにとっても、今までやりたくても出来なかったことを、幅を持って色々と仕掛けられるのではないかと思っております。今までの戦い方とは少し次元を変えて、違うレベルでの戦い方が出来るのではないかと思っております。
視座を高くして、 次のフェーズに向けて頑張ってください!我々も最大限サポートしていきます。
岩澤: コンシェルジュには、これまでの一般的なSaaSの形態とはいかに違ったプレーができるかに期待をしています。
対峙している市場が大手SIerが独占している領域なので、教科書通りの戦い方ではなく、
このチームだからこそできる戦い方を一から作っていけるとより事業成長を加速させることができるんではないかと感じています。
ピュアなSaaSの方法論ではなくて、ゼロベースでどうマーケットエントリーしていくのか、どう顧客と向き合っていくかを常に考えてほしいですね。
今のマネジメント、チームのみなさんだったら出来るのではないかなと思っているので、その点は期待しています。もちろんUBVとしてもがっつり支援させて頂くつもりです!
太田:色んなベンチャーキャピタルの方とディスカッションさせて頂きましたが、
UTEC、UBVの皆さんはプロダクトへの興味度合いが圧倒的に高く、本質的な事をズバズバ質問されるなと感じました。
それこそ誰とお会いしても、まず製品を見たいというところから話が始まるケースが多かった印象です。
ディスカッションをする中でもかなり本質を突いてこられるので、逆に我々としても刺激を頂く非常に良い機会になりました。
今後事業を加速するには、様々な方からの支援を頂きながらチームとして成長していく必要があると考えており、ぜひUTEC、UBVの方々と力を合わせて進んでいきたいと考えてます。
これから末長いお付き合い、よろしくお願いします!
>>今回の資金調達を皮切りに、さらなる成長のためコンシェルジュは空前絶後のチャレンジを続けていきます!
対談に応じていただいた坂本さん、岩澤さん、どうもありがとうございました!
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崔 孝禎(チェ ヒョジョン)
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