閉院した神戸神奈川アイクリニック カルテ請求してみた(1) -平成レーシック狂騒曲-
*私の現在進行形の経験ですので時間が経つと状況が変わってしまっていると思います。
マスコミにもよく登場していたレーシック大手の神戸神奈川アイクリニックが突然閉院した。
手術を受けた身にはまあビックリである。
ここ20年で世界を席巻したレーシックは、20年たって
どうも予後が悪い形で結論が付きそうである。
神戸神奈川アイクリニックの大黒柱であり、執刀数、臨床数では多分日本一ではないかと思われる北澤先生が
昨年退職しICL(眼内レンズ)専門病院に移ったのはレーシックの限界を感じた結果ではないかと感じる。
https://eyeclinic-tokyo.jp/clinic/doctor/kitazawa/
当時は画期的だったレーシックもやはり、健康な角膜を削るというのは
術法としては過渡的なものだったのだろう。
素人目線でも白内障など病気の部分ではなく、きれいな角膜を削っちゃうのはどうかと感じていたが。
レーシック病院はまさに雨後のタケノコで続々開院した時代もあった。
グーグルで検索すると3ページくらい広告とアフィリエイトブログばかりという恐ろしい時代だった。
今、個人医院で残っているのは数えるほどではないか。
眼科医にとって、一回の自由診療の自動レーザー手術で何十万もキャッシュが入るというのは
かなりおいしい仕事だったらしい。
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