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【極私的】頭が悪い人用の試験勉強法


だいたい日常生活とかで必要性を感じない情報というのは、脳にとって有害だ。



脳が楽する、楽しい、快楽を感じる情報はよく覚えるし、必然的に記憶する。

必要性を感じない情報はノイズなので放っておくと強制的に忘れる。
ノイズだらけになったら生活維持できないからだ。

だから楽しく勉強せよ、と言われるがやはり楽しく勉強は一部であり、その一部では有効だが、結局のところ完全に記憶しておかないと試験では点が取れない。

脳に有害な情報を有用にして記憶するには


1 マインドセットを変え有用だと思い込む
2 繰り返すことで有用だと思い込む

1は優秀な先生、例えばドラゴン桜の先生のような感じで動機付けさせればうまくいくが、そうでなければ単なる精神論になり下がるし、そもそもモチ爆上げさせる先生自体がレアである(しかも個別指導など高額であることが多い)

結局のところ、地頭が悪い人間が唯一取りうる手段は2 の繰り返し(思い返し)である。

日常生活に全く関係のない 例えば微分だとか、歴史用語とかは、覚えた瞬間、理解した瞬間には、その情報はノイズであるがゆえ、頭は抹消を始める。

ノイズは忘れた方が気持ちよい。


普通の人の場合、通勤通学で出会った見知らぬ人の顔を全員覚えている人は少ない。忘れないと脳がパンクするからだ。

試験に必要だが、日常生活で不要な情報は、通勤通学で出会った見知らぬ人の顔のようなもので、驚くべき力で削除される。

試験勉強において必要な知識が削除されないためには、出会ってきわめて短い間に思い返す、繰り返し思い出すのがポイントだと思う。

なかなかそれが厄介で、脳は一刻も早く気分転換して忘れたい。
だが忘れてしまったらまた1から覚え直しで何時までたっても学力はつかない。

完全に忘れる前に解き方の手順を一瞬思い返すのが効果的だと考える。
頭が悪いと、この思い返し自体が苦行である。

勉強が終わった瞬間、移動している時間、家に帰ってホッとした時間に解き方の手順を あえて「苦行」だが、瞬間思い返す。

あとから、完全に忘れてから、ゼロから、自分の頭の悪さを嘆きながらやり直すよりは、大分ましな苦行である。

完全に忘れて、ゼロから「やり直し○○」といった本を手に取っても無限に時間がかかる、いくら時間があっても足りない。

昔、東大主席の人が書いた7回読みという勉強法があったが、



東大主席ではない頭の悪い自分は、学習したばかりの頭ではノイズに過ぎない学習事項を、逆に7回読みではなく7回思い返すのが
一つの鍵ではないかと思う。


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kuyu
May the Force be with you.