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acogale
みずほは、またやらかす「不退転の決意」
『不退転』システム開発では絶対に使ってはいけない言葉だ。
システム開発の世界は、挙動がおかしければ退転につぐ退転、そしてまた退転(ロールバック)という行動が基本の中の基本。
駆け出しプログラマーからプロジェクトマネージャーまでロールバックが徹底されてこそ、都度根本原因に立ち返りシステムを安定化させる。たとえそれでリリースが遅れようとシステムファーストなのである。
トップが『不退転』などと言えば、現場はどうするか目に浮かぶ。
1. 不具合発生したところにプログラムをツギハギして別のフローを作る、
2. そしてまた不具合が出ればそれを回避するためのフローをまた追加する。
3. そしてそれようのマニュアルをつくり工数にプラスして開発費を請求する。(当初予定より遅れながらもリリースする)
4. しばらくして1にループ
当初ツギハギした人間はプロジェクト解散等でいなくなり
メンテナンス作業自体が複雑になり、メンテナンス作業自体が職人技のデスマーチという異常事態になる。
そのうち上の人間は、「人員増やしたのに効率が良くならない」などと訳の分からないことを言い出す。
ベテラン技術者が徐々に退職していき、新人に任される。新人もよくわからないので意味も分からずマニュアルオペレーターに徹する。
さらにアウトソース、下請けで効率を上げようと上から圧力がかかり、単価の安いところに外注に出すが迷路化したマニュアルをこなせる下請けは少ない。
結局問題発生。下請けはマニュアルに沿ってやっただけと主張するが、そのフォローもお願いしたはずだと発注元のジジイが意味不明の下請けハラスメントを始める。
結局問題の所在は分からず、名ばかり責任者が責任を取らされるが、本当の責任も問題も誰一人として全体を把握できない。
そして標題ににループ
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