面倒になったときは
自分に向けて書いてるから、よくわかんないぶぶんがあるけどわたしと同じかもしれない人のために公開したいと思うよ。
人間、時間があるとどうしようもないことを考えてしまいがちです。
なかでもあなたはいつも、いわゆる漠とした不安とダンスしている気がします。もちろんそのダンスは見せられたものではありません。
きっかけは友達の一言だったり、ネットだったり、快晴だったり。歩いていてなんだか疲れてしまったな、なんてメロディが流れ出すともうステップが止まりませんね。
その日は学校に行きたくなくなりますし、心なしか空も曇りがちに見えます。街は当然淀んで見えますし、北口の方から今日もまた誰かの泣き声が聴こえてくるように感じます。
典型的な鬱と言えばそうかも知れないんですけど、一方であなたはこの原因を探しに行くこともします。もちろん立ち止まるか、寝そべるかして。ですがこれはあまりおすすめしません。十中八九お散歩した方がなんとなく誤魔化せます。
誤魔化せるかどうかは場合によりますし、なによりこの言い方自体ネガティブです。根本的な解決にならないのはわかっている、という感じがします。この言葉選びがよくないのは自分でも分かっています。分かってはいます。
なんにせよ、今ここには漠然と言葉にならない不安、モヤモヤとした気持ちがあります。
あなたは何事も考えすぎるふりをする性分と億劫さが暇と相まってこれを産み出すように思えてならないのですが、いくつかこの不安について不思議に思うことがあります。
なぜ、あなたは希望よりも不安を信じているのか。ひとつはこれです。
一見すると似たような観念なのに、どうして不安の方を優先するのか。リスクマネジメントはいいことだとは思います。しかし、あなたの場合、楽観と悲観の程度がどうしてもいいところにおさまらず、ふらふらしていることがあるようです。結果として不安に負けてベッドから動けなくなりがちですね。
これをどう対処すればいいのか。わかりますか?
わたしは必死に考えたので、備忘として以下に残したいと思います。
まず、言葉にならないというのは嘘ですね。今ある苦しみから言葉にしたとき、どんなにそれが陳腐に思えても言葉にはできます。あなたの悩みは方向や解決方法までさんざん言葉にできます。でも上手く解決できていません。あなたがめんどくさがりだからです。
そのめんどくさがりが上手く悲観と一緒に働いてくれるといいのですが、そうもいかないようです。
それでは書いてみてください。
言葉にできましたか?不安の輪郭はつかめましたか?
ここでイメージマップやベン図を使った方が全体を俯瞰できるような気がします。
あなたのメモ帳に残しておいたから探してみてください。ここに一度書き出したんですが、なんだか節操がない気がしてきたので携帯の方に移しました。
一言で言うとやりたいことと、現実の乖離に関することです。
不安の輪郭と対処法がはっきりすると、あとは行動に移すだけのように今のわたしは思っています。
ようやく今は楽観と悲観のちょうどいいところに立てたような気がします。
ですが、不思議はまだ解決してません。
では、次。希望について何か今あることから発展させて書けますか?
難しいですか?
今のわたしには難しいです。結果的に大金持ちになって嫌いなやつエッジワースカイパーベルト外までの片道ロケットにのせてる場面は見えましたが、嘘っぽいですね。
例えば何か作品を書いて、それが当たって仕事にして...と考えたときにそれまでにどうやって成功するかまでの方法やそれまでのリスクを一緒に考えるとどうしてでしょう。
まだやってもいないのに不安に支配されます。(わたしの場合)
わかりましたか?あなたの場合、不安からその対処へと発展させたとき、そのときに生まれてくるのは具体的で実践できそうな安心のようです。もしもダメだったら?とまた悲観的になっていますか?今のわたしはもういくつか案立てた時点で自信とめんどくささが同棲して、安心して考えるのを止めました。気持ちが楽です。まあ、失敗したらそれはそれで面白そうですくらいのスタンスですよ今。
相手の正体がなんとなくでも掴めれば(掴めた気になれば)怖くならないのは何かに似ています。
一方で希望から発展させると、その道中で様々な不安が生まれます。めんどくさがりなわたしは、不安が出てきた時点でもうめんどくさくなって考えるのを止めるのでまたわからなくなります。
だから遠回りでふわふわした希望の方を信じるよりも痛みや苦しみを実感できる不安の方を信じちゃうんじゃないかな?と一応結論つけておきましょう。
ただ別に苦しもうが楽しようが、どっちだっていいんですよ。それは。楽しい方を選んでくれ。
でも不安は突き詰めていけば、大抵は対処できそうなことだというのがわかりましたね。要はお前めんどくさいやつなんだから、ちょっと計画たてたらあとは動いて、対処していけ。ということです。そして、こだわるところには徹底的にこだわったほうがかっこいいと思うから手を抜くなよ自分。
きっとそれなら失敗も辛いだろうけど楽しいから。たぶん。今はそう思ってる。
だからベッドから抜け出してみて。
例えばわたしは対人関係の段階で悩んでいましたが、メモ帳を見てください。困ったら相手の損得感情を探って揺さぶれとさっき読んだ「まおゆう」から完璧な着想を得てしまったので次は「狼と香辛料」を読もうとしています。
そう、具体的な解決方法ですね。
逃げるか、立ち向かうか、なおざりにしてしまうか、そのときの気分に任せてください。
それでもやっぱり沈んでしまう日はクラブナイトへおいでよ、ジントニックで踊ろうよ。
あ、あと最近気づいたんだけど、夏空感ある写真見るとびっくりするくらい気分よくなってます。
ゼミのレポートを放り出して書いているのでこの辺でやめます。
また気が向いたら、いつか落ち込むあなたへ向けて、アンジェラ・アキチックな文章書くよ。グッドバイ。