うたたね舎 サカベマユコ

ここは… エンジンかかったら止められない、けれど 熱しやすく冷めやすくもある。 そんな私の ランダムウォークな毎日を綴る 階段と階段に挟まれた 踊り場のような場所。 自分の中に眠る想いを 丁寧に言葉にして紡いでいくことで 見えてくるものは なーーーんだ?

うたたね舎 サカベマユコ

ここは… エンジンかかったら止められない、けれど 熱しやすく冷めやすくもある。 そんな私の ランダムウォークな毎日を綴る 階段と階段に挟まれた 踊り場のような場所。 自分の中に眠る想いを 丁寧に言葉にして紡いでいくことで 見えてくるものは なーーーんだ?

最近の記事

7歳女子を稲穂から考察してみたら彼女はタイムマシンだった話

実りの秋ですね。新潟出身の私としては、稲穂の広がる車窓を眺めながら毎日通学していた(線路から遠くの山まで見渡す限り田んぼ)ので、この季節は刈り取られた田んぼに白鳥が飛来しているのを探すのが日課となっていたことを思い出します。あちらこちらに白い点々が田んぼにいるんです。新潟にお越しの際はぜひ探してみてくださいね。 今住んでいるところには田んぼが無く寂しいのですが、代わりと言ってはなんですが車窓越しに行き交う人々をウォッチングしています。垣間見た一瞬の表情に私が勝手にドラマを仕

    • 【you +】価値観ヒエラルキー崩壊真っ只中で「Yes,I can!」を叫ぶ

      「みんな価値観が違うから全部を読むべきだと思う」 これがわたしのターニングポイントとなる言葉。そして今ではとても大切な、自分をかえりみることのできる言葉になっている。 その言葉の発端となった、わたしの中学時代の話。 田舎にある中学の、とある教室の一室。その日の議題は「少年の主張」作文のクラス代表を選出することだった。給食後の5時間目だったこともあり、教室は気だるく間延びした空気で満ちていた。 そもそも思春期真っ只中の35人が集まった教室。熱い口調で「少年の主張だって!

      • も、もう9月なの?!嘘だと言って!お願い!

        はい、どうやら8月をタイムスリップしたようです。 今は…もう9月9日…10日になろうとしているようですね… とぼけたくもなる月日の速さに驚きを隠せない そんな夜ですが 外では鈴虫が羽をふるわせています。あのリンリンという音色は、羽が擦れ合う音… それは知ってる? じゃあ… 鈴虫の音色が電話越しでは聴こえないのはご存知でしょうか… わたしも試したことがないので信じるか信じないかはあなた次第…なんですが どうやら電話で伝えることのできる周波数ではないらしいですね。 最

        • 振り返ればまだ半信半疑なわたしがいる

          自分ってこんなもんじゃないはず。 そんな言葉を鼻息荒く飽きることなく自分に幾度も幾度も投げかける。その度にバットを握りしめて華麗に打ち返してきた。見事なまでのホームラン。 満塁ベースをとぼとぼ走りながら呟くのは「やっぱりわたしはダメなんだ」という可哀想なわたし。それをみて「こんなもんじゃない」なんて息巻いていたわたしも、なんだか安堵の表情なのは気のせいじゃない。 ベンチにいる「頑張りたいわたし」や「怠けたいわたし」や「やってみよう!なわたし」も「卑屈なわたし」・・・など

          スポーツ観戦が苦手なわたしのコンフォートゾーン

          スポーツ観戦って…好きですか? 世の中には多種多様なスポーツがあるけれど 【観戦する】というのは スポーツ選手や、スポーツ自体の 勝敗を見守ったり 肉体美に惚れたり それまでの積み重ねに感動したり… まあ、いろいろな感動や興奮に 自分の感情を激しく揺り動かされること、 なんじゃないかと思うのですが それが、全く理解できないんですよ… フィールドで活躍する選手を見るたびに 「なぜ、わたしはあそこにいないのか」 という思いがムクムクと湧き出て (大相撲だったとしても、です。笑

          スポーツ観戦が苦手なわたしのコンフォートゾーン

          空に泳ぐ

          ふとみあげた、家々や電線に 無作為に切り取られた空が プールの水面にみえて 思わず潜るために大きく息を吸う。 暑すぎる季節を経て めぐりめぐってまた朝をむかえたことに 思わず微笑んで 朝の支度をする。 空で泳ぐとしたら もうわたしたち、逆さまになって 飛び込んでる途中。

          運転中にみる走馬灯

          一年前から車をまた運転している。 20年前は年に数回乗る程度だったし ブレーキとアクセルがどちらかわからなかったし(今はわかります、念のため) 標識は覚え切れていないし あおり運転のニュースをみては戦々恐々としていたし 公共の乗り物を乗ることにより環境への配慮だってしているつもりでいた。 つまり、 あの手この手で回避してきたのだ。 しかし一年前の引越しが ライフスタイルの変化を引き起こし それまで駅前に住まい、 車を必要としなかった我が家に ついに車がやってくることとなっ