#103誰か考えてください。あるいは教えてください。

 「粉々だ」という形容動詞が、「粉々な」という連体形をとりにくい、という発見。「粉々の」の方が自然だ。

 粉々な破片

 粉々の破片

 圧倒的に後者がしっくりくる。きもい。かといって、

 自由な女神

 自由の女神

 のように、「〜の」という形になることで、形象化されているような感じでもない。意味としては紛うことなき形容動詞だし、「粉々な」というべき意味を表しているのに、「粉々の」という形になる。

 最初は「こなごな」と「な」の音が続くから、「〜な」が障るのかな、とおもったけど、「つぶつぶ」とか、「カチカチ」とかでも同様の感じするな。

 繰り返し系の単語特有の感じだろうか。あ、でも「つぶつぶ」については、そもそも終止形「つぶつぶだ」が成立しないか。うーん。

 

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kuwanya
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