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2024年 平和な年でありますように!
こんにちは。木のいえ設計室くわくわの巻 京子です。
今年初めてのご報告は、Zoomミーティング参加のご案内です。
2023 年度日本福祉のまちづくり学会
九州沖縄支部大会オンラインシンポジウム
テーマ「福祉のまちづくり推進のための必要な配慮について」
2024年1月27日(土)
13時から15時
登壇者
矢ヶ部 孝志 氏(NPO UD くまもと理事長)
「ナラティブなアプローチによるサイン計画について」
東 俊裕 氏(元熊本学園大学教授)講演
「福祉のまちづくりと差別解消法について」
巻 京子 (木のいえ設計室くわくわ主宰)
「知ってください、空気のバリアのことー環境の化学物質による、シック
ハウスや化学物質過敏症の現状と解決策は?」
お申し込み kyusyusibu@miyazaki-catv.ne.jp(22日まで)
どなたでも、ご参加できますので、お申し込みメール先にお申し込みください。
大工時代から設計事務所の現在まで、ずっと、アレルギー、シックハウス、化学物質過敏症の方のために、配慮した住宅に関わらせていただいてきました。
熊本に移住してから、バリアフリーデザイン研究会に出会い、くまもとCSの会に参加して、住宅だけではなく、誰にでもやさしい街づくりの重要さを痛感してきました。
2017年、当時、計画されていた熊本市運営の「熊本城ホール」の新築にあたって、2つの会からの提言として、化学物質過敏症の方が使用できるスペースを作っていただくための、具体的な提案書をお渡しし、熊本市ご担当者、設計事務所、工務、そして、今ではメンテナンスに至るまで、何度もミーティングを重ねる中で、私たちの要望を聞き入れてくださいました。
街に溢れる、さまざまな物質(匂いも含め)がバリアになって、自宅に引きこもっている患者も多く、社会活動もできない状態になっています。
少しずつでも、街に滞在できる場所を増やしていくことは、人間らしい暮らしを実現させるために、とても大切なことだと思います。
一昔前、街中に段差があったり、重要な建物に階段があったり。
障害を持つ人にとって、街は安全に当たり前に暮らすことができる場所ではありませんでした。
現在は、段差解消、点字ブロック等の設置は当たり前になっています。
これは、当事者が声をあげて、改善してきた結果です。
世の中は、化学物質で溢れています。
でも、工夫次第で、改善できる、ということを熊本市は実現してくださいました。
今回の私のお話は、主に、熊本市との取り組みをお話しできれば、と思っています。
全国で悩んでいる、化学物質過敏症、その予備軍の方、こどもたちのために、各行政が熊本市を見習っていただきたいです。
もちろん、国が取り組まなくてはなりませんね。
全国からご参加いただけるので、テーマにご興味のある方はどうぞ、ご参加ください。