「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン答申」と「教学マネジメント指針」の矛盾解説
2040年に向けたグランドデザイン答申と、教学マネジメント指針を並べて読むと次の点において、矛盾しているように読める。
① グランドデザイン答申:多様性と柔軟性の確保
② 教学マネジメント指針:主体的学習を促すため科目を精選(絞り込む)
一方(①グランドデザイン答申)では、「文理横断」や「幅を広げる教育」として、カリキュラムの充実を求め、一方(②教学マネジメント指針)では、「科目の絞り込み」を求めている。
両方重要だと思うけれども、両立不能と考えていたら、きちんと対応方策が準備されていました。(私も最初、読み落としていました。)
それが、「大学等連携推進法人」。詳しくは、下記をご参照ください。
■ Between記事
http://between.shinken-ad.co.jp/univ/2020/08/renkeihojin.html
■ 文部科学省の検討資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20200714-mxt_koutou01-000008731_05.pdf