「虹色」って、どんな色?
虹は、「なん色」?
みなさん、虹はいくつの色でできているしょう?
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫
日本では「虹は7色」と言われますよね。
でも、世界ではそうとは限りません。
アメリカやイギリスでは「藍」を除いた6色。
たしかに、青から紫の間の色…「藍」って微妙だよな、と納得するような気もします。
ドイツ・フランス・中国などではさらに紫が省かれ、赤~青の5色。
ほかにも4色、3色…
2色なんて国もあります。「赤と黒」です。
えっ、どうして??と思いますが、要は光と影なのかな。
色の見方や、色を表す言語の有無は、国や文化によって異なります。
反対に、アフリカのある部族では「黄緑」を加えた8色と言われ、
うん、黄色と緑の間の色だから…これもまた、納得です。
虹色は「いろいろ」!
雨上がりの空にかかる大きな虹を、世界中でたくさんの人たちが見上げます。
見ているものは「虹」だけど、思い浮かべる色や言葉は、決して同じではないんですね。
反対に言うと、表現は違っても、虹そのものはひとつ。同じものです。
虹の一部分を指して、「藍色」と言う人、「青」、「黒」、「紫」という人がいます。
でも、ぜ~んぶ、間違ってなんかいません。
そう、虹色って、「いろいろ」なんです!
いろんな色の、わたしたち
これを、わたしたち一人ひとりに当てはめてみたら、どうでしょう。
明星大学教授で、発達障がい児の特別支援教育を専門とする星山麻木先生は、
「だれの色とも違う、わたしだけの特別な色」
だとおっしゃいます。(星山先生との出会いなどについては、ぜひまた別の機会にご紹介しますね!)
虹は7色だけじゃない、グラデーションです。
わたしたちは一人ひとりが、それぞれの光を持っています。
そしてどの色も、輝いています!
「虹色」に込めた思い
今から30年ほど前、結婚してこの逗子で子どもを授かり、地域の方々や逗子の海と山とに助けられ、支えられてきました。
あのころからずっと私の軸には「恩返ししたい」という気持ちがあります。
「恩返し」とはつまり、いまある平和な暮らしは、上の世代の方々からの贈り物だということです。
その贈り物を次の世代に手渡すこと、未来貢献こそがわたしの使命だと思い、子育て支援をライフワークとしてきました。
「虹色未来プロジェクト」
思いを共にする仲間とつくった、わたしたちのグループの名前です。
多世代が温かく交流し合い、さまざまな立場、さまざまな個性のみんなが繋がり合えたら。
一人でぜんぶを背負わなくても、半人前どうしで手をつなごう。
そんな気持ちをみなさんに届け、行動していきたいと思っています。