【虹色ライブ!】vol.2 🌈 逗子で子育て中のパパに聞く!「子どもに残したい環境」
【第二部】 持続可能な逗子を考える
「子どもに残したい環境」をテーマに、環境に関わるお仕事をされている逗子市在住のパパ4人をお迎えしてお話を伺いました。和気あいあいとした雰囲気の中、子育てやお仕事に対する考え、逗子の未来への熱い想いを語ってくださいました。
第一部は、皆さんの自己紹介からはじまり、逗子に住むことになったきっかけ、逗子での子育ての魅力などについてお話いただきました。ご出身のまちや海外での生活などと比較して、逗子だからこそ感じられる魅力-豊かな自然環境と人とのつながり-があるというお話が印象的でした。
その後、現在のお仕事に進まれたきっかけをお聞きしました。環境関係のお仕事をされているという共通点はありながらも、辿ってきた道のりは人それぞれ。進路を考えている学生さんや保護者の方にとっても参考になるお話だと思いました。
第一部の最後、「子育てで大切にしていること」をお聞きしました。父親自身が好きなことに取り組むこと、子どもが選ぶ道を尊重すること、心のゆとりや自然と協調する気持ちを育むこと、失敗も含めた様々な体験からの学びを大切すること…子どもたちの未来を思うパパの率直な言葉に力強さを感じました。
第二部では、それぞれの専門分野の視点から課題や希望について教えていただきました。
内田さんからは、フレーミングトークとして、地球環境の危機的状況、持続可能とは何か、自治体の取組事例と私たちにもできるアクションについてご紹介いただきました。
栗山さんからは、固定観念から脱却して新しい考えを浸透させていく必要があるということ、自分の考えを持って意思表明し、他者とのコミュニケーションを通じて相互に良い方向に変化していけたらというお話がありました。「買い物は投票」というメッセージに深く共感しました。
山本さんからは、水産業・養殖業が置かれている状況と課題、MSC・ASCという認証制度の概要、小売店や社食などでの導入事例についてご紹介いただきました。購入する商品の背景にあるものに目を向けることの大切さを改めて感じました。
磯部さんからは、深海のプラスチック汚染の状況、現在開発されている海洋生分解性のある新しい素材についてご紹介いただきました。様々なアイディアや技術が出てきている中、実際にそうした素材が普及するためには、やはり消費者が購入することが大切というお話でした。
プラスチックの話が出たところで、給食で使われているプラスチックをなくすために活動しているという小学生の視聴者の方からの質問について皆さんと一緒に考えました。実現するためには、横のつながりをつくること、あきらめずに働きかけること、大人としてできるサポートをしたいという声も上がり、心強く感じました。
最後に皆さんから、今後もこうしたつながりを広げ、持続可能な逗子のためのアクションをしていきたいというコメントをいただきました。未来への貢献についてお話ができて、とても嬉しく思いました。第二弾・第三弾もやっていきたいですし、一歩のアクションが大きなうねりになっていくと思います。足元からできることをはじめていこうと決意を新たにしました。
詳細はぜひ録画でご視聴ください!
ーーーーー おまけ ーーーーー
みなさんに、逗子おすすめの子供との遊び場を伺いましたので、ご紹介します!
逗子海岸、桜山から二子山へのハイキング、田越川や森戸川源流、名越緑地、
第一運動公園、池子の森自然公園、浪子不動から披露山公園のハイキング
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■ファシリテーター:桑原やすえ
■参加者
・磯部紀之(いそべ のりゆき)さん
JAMSTEC(ジャムステック:海洋研究開発機構) 研究員
・内田東吾(うちだ とうご)さん
イクレイ日本(持続可能な都市と地域を目指す自治体協議会)事務局長
・栗山昭久(くりやま あきひさ)さん
IGES(アイジェス:地球環境戦略研究機関) 研究員
・山本光治(やまもと こうじ)さん
水産養殖管理協議会 ASCジャパン ゼネラル・マネージャー