ビートルズの旅(インド編)⑱
2024年3月19日(火)は「藤本国彦と行くビートルズの旅(インド編)」の事実上の最終日となる。アグラにいる。
アグラを有名に、いやインドを有名にしている今や世界遺産のタージ・マハルがある所だ。ジョージも一旅行者として妻パティ、シタールの師匠ラヴィ・シャンカールらと訪れた。
ポールは恋人のジェーンがタージ・マハルに行きたがったが、行かなかった。インドから帰国してすぐに二人は別れるがその兆候だったのか。
タージ・マハルは、ムガール王朝第五代皇帝シャー・ジャハンが1631年に亡くなった王妃のために建てた白亜の霊廟である。
白大理石で出来ている。完成までに20年以上を費やした。
1983年に世界遺産となった。
とにかくセキュリティチェックが厳しい。
持ち込み荷物に制限がある。そしてゲートでのチェック。
建物内では撮影は一切禁止。
インドは「多様性の中の統一」がスローガンの国。
それを体現したかのようなタージ・マハル。頭は仏教のストゥーパのようだし、この建物自体はヒンドゥー様式だ。
そして、正面からみて右側にある建物はイスラム教建築。
タージ・マハルの後ろには川が流れる。左手の川向うに見えるのはアグラ城だ。そこに王は幽閉されて自らが建てたタージ・マハルを眺めたという。
川向う正面は公園になっている。
タージ・マハル観光を終えて、昼食。
ベジタリアン料理だった。
その後、一路デリーに戻る。
夕方、インディラ・ガンジー国際空港(デリー)に到着。
午後7時30分頃発の日本航空便で羽田への帰路についた。
3月13日にスタートした「藤本国彦と行くビートルズの旅(インド編)」は事実上19日で終了、明日羽田に到着し正式に終了する。
今回訪れなかったものの、ジョージはエローラ、アジャンタの石窟を訪れていたという。どちらも有名な観光地だ。
いつかそこにも足を運びたいと思った。
(終わり)