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ジョージア映画祭復活へ

 コロナで昨年は中断したジョージア映画祭が今年夏に復活することになった。画家・絵本作家、画家ピロスマニ研究家にしてジョージア映画祭主宰のはらだたけひでさんが2024年2月7日(水)、ロシア料理レストラン「スンガリー」新宿3丁目店にて明らかにした。
 渋谷ユーロスペース(渋谷区円山町 KINOHAUS 3F)で8月下旬から4週間の予定で行われる見込み。新作20数本を含む計40本程度のジョージア映画が上映される予定だ。
 前回のジョージア映画祭は2022年1~2月に東京神保町の岩波ホールで開催され、ジョージアの歴史的映画全34作品が上映された。
 その際のチラシには次のようにあったー「映画の王国ジョージア(グルジア)、失われていたソビエト連邦時代(1921~91)の名作が修復され、あるいはロシアから戻り、今、蘇ろうとしている」。
 「政治体制の抑圧にもかかわらず、人間味にあふれ、独創的であり、映画への愛がこめられた黄金期のジョージア映画―その魅惑にみちた歴史的作品の数々を一堂に集めて一挙上映!」。
 はらださんは7月にも、ジョージアの歴史文化を映画を中心に据えて書いた「コーカサスの白い家」(仮称)を上梓する。
 ジョージアを代表する画家ニコ・ピロスマニが映画の中で、商売に失敗して立ち去ってゆく姿が心に残ったので、タイトルにした、とはらださん。
 400-500ページとなる見込み。
 はらださんには「グルジア映画への旅 映画の王国ジョージアの人と文化をたずねて」(未知谷)という著書などがある。
 はらださんは1954年、東京に生まれた。89年、絵本第一作「パシュラル先生」で産経児童出版文化賞を受賞。92年、「フランチェスコ」でユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞受賞。

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